鳥の言葉がわかる
2025-10-17 14:30:50

鈴木俊貴『僕には鳥の言葉がわかる』が大賞を獲得!その魅力と受賞の背景に迫る

鈴木俊貴『僕には鳥の言葉がわかる』が大賞を獲得!



このたび、鈴木俊貴氏の著書『僕には鳥の言葉がわかる』が「書店員が選ぶノンフィクション大賞2025」の大賞に選ばれ、累計発行部数は17万部を突破しました。この受賞により、著者はさらに多くの人々にその独自の観察と研究成果を伝える機会を得ることとなります。

著書『僕には鳥の言葉がわかる』は、小学館から2025年1月23日に初版が1万部発売された後、瞬く間に話題となり増刷を重ねてきました。その中身は、鈴木氏が20年前に抱いた「鳥たちはなぜあんなに多様な声を持つのか」という素朴な疑問を出発点に、シジュウカラの鳴き声が20以上の単語を組み合わせて「文」を作ることまで解き明かした科学的な探求です。

鳥の言葉を理解する過程



鈴木氏は、研究の過程で自らの体験を通じて鳥たちの言葉を探求してきました。「朝から夕まで森の中で鳥たちを追いかける日々」を重ねる中、彼は観察と思索を繰り返し、時には実験を通じて研究を進めました。その中で明らかになったのは、鳥たちが果たしているコミュニケーションの重要性と、彼らが持つ言葉の世界の驚くべき複雑さです。著者はその成果をユーモアを交えながら綴り、読者を楽しい観察の旅へと誘います。

著者の受賞コメントから見える情熱



賞を受賞した鈴木氏は、「どうして鳥たちはこんなにいろんな声を出すのか」という疑問からこの研究を始めたことを語っています。彼は、古代ギリシャから現代に至るまで、言葉は人間だけの持ち物とされてきた信念を覆し、実際にはシジュウカラたちが言葉を持っていたことを示しました。彼の言葉には、これまで気づくことのなかった自然の中に潜む豊かな世界への期待感が溢れています。

受賞は4冠まで達成



鈴木氏は、今回のノンフィクション大賞受賞を含む4つの賞を受賞したことで、その業績を広く認知されることとなりました。2025年7月には「第13回河合隼雄学芸賞」、8月には「第24回新潮ドキュメント賞」および「かってに芥川賞・直木賞」(芥川賞部門)を受賞しています。これにより、彼の努力と献身が高く評価されたことを証明しています。

書店員たちの期待の声



書店員たちから寄せられたコメントには、のちに行われたトークイベントへの期待感が表れています。「この本を手に取った瞬間からトリコになった」といった声や、「鈴木先生のマニアックで一途な後ろ姿を応援していた」との感謝の気持ちが届けられています。彼らは、本書が持つメッセージの深さと著者の真摯な思いに強く感動していることが伝わってきます。

書店員が選ぶノンフィクション大賞とは



この大賞は、全国の書店員が選ぶもので、その基準には広範囲のノンフィクションが含まれます。2023年から年度ごとに選定が行われ、今回の受賞は鈴木氏の成功を確かなものにしました。彼の探求が、今後も多くの人々に感動を与えることでしょう。

「書店員が選ぶ ノンフィクション大賞2025」大賞受賞を記念して、鈴木氏によるトークイベントも開催されます。この機会に、彼の思いを直接聞ける絶好のチャンスです。

イベント詳細



  • - 日時: 2025年11月17日(月) 19:00 ~ 20:00
  • - 場所: ジュンク堂書店 池袋本店 9階イベントスペース
  • - お申し込み: こちらから可能です。

鈴木俊貴氏の『僕には鳥の言葉がわかる』は、ただの書籍以上の価値を持つ一冊です。鳥たちの世界に新たな光を当て、私たちの理解を深める機会を提供してくれるでしょう。


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