やましたあつこの個展
2025-10-21 16:06:18

やましたあつこ個展「reflect」内的世界を描く新たな一歩を踏み出す

やましたあつこ 個展「reflect」



内面的な探求をテーマにしたやましたあつこの個展「reflect」が、2025年11月5日から12月3日まで、東京の南青山にあるギャラリー「void+」で開催されます。この展示会では、作家の独自の視点で描かれる多様な“心の風景”が視覚的に表現され、来場者を新たな世界への案内へと誘います。

展覧会の背景とテーマ


やましたあつこ氏は、「邪魔のない幸せ」をテーマに、差別や暴力が存在しない理想的な世界を描くことを目指してきました。彼女の作品には、特に幼少期のトラウマや内面的な闇が反映されており、個人の内面と外面との往還をテーマにしています。今回の展覧会でもそのテーマは変わらず、すべての生命が対等であるというメッセージが込められています。

作品の特徴


本展では、自然の動植物、色彩についての観察が生き生きと表現されています。草木や色彩の粒が広がる構図は、静けさの中に強い光が宿る人物たちや生命力にあふれる植物とともに、動と静、内と外が交錯する世界を描き出します。それらの作品は、一見シンプルながらも深い意味を持つものとなっています。

企画展では、近年の作品をはじめ、特に2020から2025年に制作された紙作品が中心となって展覧されます。そして、ベルリンでの生活が反映された油彩作品も約15点が登場し、観客に新たな視覚体験を提供します。

作品集「echo」の発表


併せて、隣接スペースの@zone;では、2023年に刊行された作品集「echo」の展示も行われます。この作品集は、やましたの2019年から2022年の作品を通じて、作家自身の内面と経験が如何に変化してきたかを反映したものです。ベルリンでの生活による影響が色濃く表れており、曇天の街と彼女自身の“陰”の部分が共鳴するようです。

特別レセプションの開催


開幕から数日後の11月8日(土)には、特別レセプションも予定されています。このイベントは17:00から20:00まで行われ、参加者は直接やましたあつこさんから作品やテーマへの思いを聞くことができる貴重な機会となっています。

ギャラリー情報


今回は、東京都港区南青山に位置する「void+」が主催です。また、ギャラリーは日曜日と月曜日が定休日として設定されていますので、訪問の際は計画を立てておくことが大切です。詳細な情報は、ギャラリーの公式ウェブサイト(https://www.voidplus.jp)を確認してください。

この展覧会は、やましたあつこにとって重要な一歩です。過去5年間の間に多くの経験を積んできた彼女が、新たな視点で内面的なテーマを掘り下げる様子をぜひお見逃しなく。自らの成長を対話の中で感じ取ってみてください。


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