フィンランドのプロデューサーと南アフリカのシンガーが贈る新曲『The Present』リリース

フィンランド拠点の豪華コラボが生んだ新曲『The Present』

フィンランドを拠点に活動しているプロデューサーのMisha（ミーシャ）とcocabona（ココボナ）が、オランダ系南アフリカ人シンガーのJoya Mooi（ジョヤ・モーイ）を迎えた新しいシングル「The Present」が、2025年8月15日にリリースされます。この楽曲は、オルタナティヴR&Bの柔らかな質感が特長で、かつてのジャミロクワイのドラマーであるDerrick McKenzie（デリック・マッケンジー）のグルーヴも昇華しています。

「The Present」は、2024年夏にロンドンで実施されたセッションで生まれました。長年にわたる音楽的なインスピレーション源でもあるDerrick McKenzieとの即興ジャムが刺激となり、セッションの終盤に生まれたグルーヴがこの曲の根幹を成しています。完成された楽曲は、時代を超越した普遍性と先進性の両方を備えています。

Joya Mooiは、オランダに帰国後にこの楽曲のヴォーカルを録音しました。彼女は「The Present」について、「心と身体の両方で“今ここ”に存在することの豊かさを見つける瞬間についての曲です。外からの期待に流されず、自分自身の声に耳を傾ける勇気を歌っています」と語っています。

Mishaとcocabonaは、フィンランドのビートシーンで出会い、その後Lalah Hathaway、Amber Navran（Moonchild）、Talib Kweliなどさまざまなアーティストとのコラボレーションを通じて、ジャンルを超えた音楽作りを展開しています。彼らの作品はJamz SupernovaやSoulection、Wonderland Magazine、Okayplayer等でも紹介され、ストリーミング再生回数は累計で2億回を超えるという実績にも裏打ちされています。

「The Present」は、二人の初共同EP『JOMO（Joy Of Missing Out）』の先行シングルであり、EP自体は2025年9月26日のリリースを決定しています。この楽曲は『JOMO』の世界観を先取りし、EPへの期待感をさらに高める役割を果たしています。