世の中の不思議な「つながり」を探求する一冊
2025年6月12日、東京書籍株式会社から新たに書籍『しらべるつながりのずかん』が発売される。この本は、世の中に存在するさまざまな「つながり」や「関係」を探ることをテーマにしたユニークな内容となっている。著者は、おかべたかし氏が文を担当し、写真はやまでたかし氏が手がけている。
つながりの多様性
「つながり」と言えば、私たちの生活の中心に常に存在するテーマだ。『しらべるつながりのずかん』では、例えば「サザンカとスイセン」というように、冬の花としての共通点を持つものから、「豆腐としょうゆ」のように、原料の大豆という根底でつながる食材まで、さまざまな「つながり」が紹介される。さらには、ちょっと考えなければわからないような、意外なリンクも提示されている。
本書の構成は大きく三つの章に分かれている。第1章では「つながりを考える」をテーマに、トラやアボカド、カバなどの動物や食材に焦点を当て、彼らの意外な関係を明らかにしていく。また、第2章では「つながりをしらべる」と題し、月とスッポンやうちわとドングリなどの具体例を取り上げ、それぞれの共通点をしっかりと楽しめる内容となっている。
楽しいクイズでつながりを確認
さらに、本書には遊び心満載の第3章「つながりのクイズ」があり、読者が自身の知識を試せるコンテンツが用意されている。「数え方が同じもの」や「絵になる組み合わせ」といったテーマを元に、日常の中で気づかないつながりをクイズ形式で楽しむことができる。
著者の紹介
著者のおかべたかし氏は、1972年生まれの京都府出身で、多数の著作を持つ実力派作家である。一方、写真担当のやまでたかし氏は、1970年に三重県で生まれたカメラマンで、多くの著作でその写真表現力を発揮してきた。二人が共著で手がけた書籍には、『目でみることばのずかん』『しらべるちがいのずかん』などがあり、教育的でありながら楽しい内容が高く評価されている。
限定情報と書籍の概要
本書はB5変型判で全88ページ、定価は2,200円(本体2,000円+税10%)。教育や文化を通じて人づくりを目指す東京書籍が贈る一冊として、幅広い世代の読者に喜ばれること間違いなしだ。特に、子どもたちにとっては、遊び感覚で学びを深められる絶好の機会となるだろう。
最後に
『しらべるつながりのずかん』を通じて、多くの人が日常の中に潜む「つながり」に新たに気づくことを期待したい。この本は、ただの図鑑に留まらず、あなたの日々の思いやお友達との会話のきっかけを与えてくれるかもしれない。ぜひ手に取ってみて、その世界に飛び込んでみてはいかがだろうか。