詐欺被害支援マニュアル
2025-03-28 05:31:24

SNS型詐欺に立ち向かう!被害者支援マニュアルが登場

SNS型詐欺に立ち向かおう



近年、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の普及に伴い、さまざまな詐欺が横行しています。特に、国際ロマンス詐欺やSNS型投資詐欺は、詐欺師たちが巧妙に仕掛けてくるため、一般の人々がその危険に気付くのは非常に難しくなっています。そこで、NPO法人M-STEPが最新の詐欺被害対策マニュアルを発表しました。

書籍『SNS型詐欺の実態と支援の最前線』の概要



この書籍は、2025年4月8日に正式に発売予定で、現在予約販売が始まっています。著者には、SNS型詐欺に関する知識と経験を持つ新川てるえ氏と武部理花氏が名前を連ね、イラストは人気イラストレーターの歌川たいじ氏が手掛けています。それぞれの分野で培った専門知識と社会的経験をもとに、読者に向けた実用的な情報が詰め込まれています。全36ページの本書では、SNS型詐欺の実態や被害者の体験、そしてその後のサポートについて丁寧に言及しています。

被害者の声と実態



本書の中では、実際の被害事例やSNS型投資詐欺の手口についても詳しく解説されています。また、被害後にどのように行動すればよいのか、具体的なサポート内容が提示されています。加えて、アンケートを通じて集めたデータから見える現状や、被害者が直面するメンタルケアの重要性についても触れられており、被害者支援の観点からも多くの情報が提供されています。

予防と意識の重要性



新川てるえ氏は、自身が2015年に国際ロマンス詐欺の被害に遭った経験を通じて、詐欺被害者の実態を理解しています。彼女は、「SNSという身近な空間で発生する詐欺こそが、誰もが狙われる時代であることを示しています」と警鐘を鳴らしています。被害後の心の傷は金銭的被害よりも深刻となることが多く、どれだけ周囲に注意喚起を行うことができるかが、今後の課題です。

NPO法人CHARMSの取り組み



NPO法人CHARMSは、ネット犯罪の被害に遭う人々のために様々な取り組みを行っています。特に、デジタルデバイスの進化に伴い、詐欺が巧妙化している昨今、法律や社会インフラが追い付いていないという現実に直面しています。CHARMSは、被害を未然に防ぐために、最新のAIアプリ開発や社会インフラの構築などの活動を進めています。

まとめ



SNS型詐欺の被害を減らすためには、正しい情報を持ち、防止策を講じることが必要不可欠です。この新しいマニュアルを活用し、多くの人々に詐欺の実態を知ってもらい、防止の輪を広げていくことが求められています。詐欺被害に遭ってしまった場合にも、サポートを受けながら前向きに歩んでいくことができるよう、社会全体で支援していく必要があるでしょう。


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