友情と夢を描く新刊が登場!
かさいまりとおとないちあきの新しいコラボ作品『知ったかぶりをした日から』が発売されました。これは、友情や夢、そして自己表現の重要性を描いた心温まる物語です。物語の舞台は、東京から北海道に引っ越してきた小学4年生の風子が主人公。彼女の新しい環境での奮闘を通じて、友情の大切さや夢を追う姿勢がしっかりと綴られています。
物語のあらすじ
風子は新生活に胸を膨らませつつ、友達を作るためにクラスメートに「有名人に会ったことがある」とつい嘘をついてしまいます。この一言が、彼女の運命を大きく変えてしまいます。友達ができるかもしれないという期待と、嘘がばれたときの恐怖が交錯します。しかし、風子はその後、ダンスを通じて自分を表現し、知らず知らずのうちに周囲とのつながりを深めていくのです。
ダンスがつなう絆
東京で習っていたダンスが、風子にとって重要な役割を果たします。物語内では、ダンスのセッションを通じて友達との絆が深まり、自己肯定感が高まっていく様子が描かれています。表現することの喜び、仲間とともに成長することの大切さが、この物語の軸と言えるでしょう。風子の成長とともに、読者は自分自身も成長していく感覚を得られるかもしれません。
書誌情報
- - 書名: 知ったかぶりをした日から
- - 著者名: かさいまり
- - 画家名: おとないちあき
- - 出版社: 株式会社岩崎書店
- - 定価: 1,430円(本体1,300円+税)
- - 判型: A5判
- - 頁数: 112ページ
- - ISBN: 978-4-265-84066-3
詳細は
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作者たちの魅力
かさいまりは、心の動きを繊細に表現する作家として知られています。自身の経験や感情をもとにした作品が多く、全国での講演活動や読み語りも行っています。一方、おとないちあきは、温かみのあるイラストで作品に生命を吹き込む才能豊かなイラストレーターです。二人のコンビは、物語に深みを与え、読む者に笑顔を届けてくれます。
終わりに
『知ったかぶりをした日から』は、友情や夢、そして成長をテーマにした素敵な作品です。軽やかな言葉で描かれたストーリーは、子どもたちにとって心の支えとなり、大人たちにも共感を呼び起こします。この本を手に取ることで、あなたもきっと新たな発見があることでしょう。ぜひ、全国書店やネット書店で手に入れて、その魅力を体感してください!