神保町で楽しむ中世ヨーロッパの世界
神保町に位置する書泉グランデは、西洋中世史の魅力を存分に楽しめる特別企画『西洋中世学会書店@書泉グランデ』を只今開催中です。このイベントは毎月異なるテーマに基づく書籍の選書が行われ、さまざまな専門家が関わることで、来訪者にとって新たな発見がある空間となっています。
特別な選書とエッセイのコラボレーション
書泉グランデの3階に位置する中世ヨーロッパコーナー「ヒストリ屋-dasSchloss」では、西洋中世学会が編集した『西洋中世文化事典』の執筆者や会員が準備した選書が展示されています。さらに、このコーナーの書籍はNewsPicksでも紹介され、そこから生まれた関連エッセイが週ごとに更新されているのも本企画の大きな魅力です。 各選書担当者が、そのテーマに関連した知識や視点を提供し、読者が中世の出来事や文化についてより深く理解できるようにサポートしています。
事典の背景と販売状況
特に注目されるのは、この企画のきっかけとして位置づけられている『西洋中世文化事典』です。2024年末の発売当初から、その内容は驚くべき広がりを見せています。従来の西ヨーロッパにとどまらず、北欧や中東、さらにはアフロ・ユーラシアという広範な地域まで扱った内容は、現代のポップカルチャーの源流を知るうえでも重要です。この本は発売から半年以上が経過した今でも高い人気を誇り、書泉でも継続的に売れ続けています。
読者とのインタラクション
ただ書籍を販売するだけではなく、『西洋中世文化事典』をより楽しむための様々な情報や解説が、連載形式でNewsPicksで発信されています。これにより、読者は事典を単なる参考書としてだけでなく、実際の楽しみ方や捉え方を深めることができます。これこそが本企画の大きな魅力と言えるでしょう。
開催スケジュール
『西洋中世学会書店@書泉グランデ』では、毎月異なるテーマに基づく展示が行われており、例えば6月から7月は「暴力の中世」、7月から8月は「ゲルマンの精神」というように続きます。これだけでなく、毎月講師や専門家を招いたイベントも予定されており、訪れる人々に多彩な視点を提供する機会を持っています。
クリエイターや一般の方々も大歓迎
中世文化や歴史に興味がある方はもちろん、これまであまり知識がなかった方でも楽しめる内容となっています。書泉グランデに足を運び、実際の書籍を手に取っての発見を楽しんでみてはいかがでしょうか。皆様の訪問を心よりお待ちしております!
書泉グランデの特別な場所
書泉グランデの「ヒストリ屋-dasSchloss」コーナーは、中世ヨーロッパに関する専門書やコミック、さらにはユニークな実物を販売しています。書店が提供するテーマに基づく懐かしくも新しい体験を、どうぞお楽しみください。