博報堂の雑誌『広告』が全面リニューアル
株式会社博報堂が発行する雑誌『広告』が、2025年3月25日に全面リニューアルし、418号として新たに発売されることが決まりました。リニューアルに伴い、新編集長にはHAKUHODO DESIGNの代表取締役共同CEOである山口綱士氏が就任し、編集部体制も一新します。
新編集長が手掛ける雑誌の特徴
山口氏は新たに掲げるテーマ「さあ、うれしい事件を。」を通じて、これまでの常識や方法論を超えた革新的なクリエイティブや現象に焦点をあて、誌面を構成するとしています。新しい視点での編集がどのように展開されるのか、興味が高まります。
リニューアル創刊号では特集として「領域侵犯合法化。」を用意しており、クリエイティブの最前線に立つ多彩なクリエイターたちが登場します。この特集は、領域を独自に拡張する挑戦者たちの事例を通じて、広告業界に新たな風をもたらす内容となっています。
リニューアルの背景と期待される新たな展開
『広告』は1948年に創刊され、これまで通算417号が発行されています。この長い歴史の中で、博報堂グループの社員が日常業務との両立を図りながら手掛けている雑誌です。リニューアルにより、さらなる進化と変革が期待されています。
新編集長である山口氏は、経営戦略やブランディングを含む多分野での経験を持ち、これからの雑誌『広告』を印象づけることを目指しています。特に、リニューアル後の418号では、彼自身のクリエイティブ観を反映させた誌面づくりがなされることでしょう。
記事で知る新編集部のメンバー
リニューアルに伴い、編集部も大幅に刷新されました。主要メンバーには次のようなクリエイターたちが名を連ねています:
- - 近山 知史: 博報堂のPROJECT_Vega エグゼクティブクリエイティブディレクター。海外での勤務経験を持ち、官民共創のクリエイティブスタジオを立ち上げました。
- - 柿﨑 裕生: HAKUHODO DESIGNの執行役員チーフアートディレクター。多岐にわたるアートディレクションを手掛け、多くの賞を受賞しています。
- - 門田 慎太郎: quantumのChief Design Officerであり、幅広い分野のデザイン業務を主導するプロフェッショナル。数々の国際的な賞を受賞しており、質の高いデザインが期待されます。
ティザーサイトの公開
リニューアル創刊号に先駆け、2月17日には特集テーマ「さあ、うれしい事件を。」に基づくティザーサイトが公開されました。詳細な内容や新刊情報については、
こちらのティザーサイトから確認できます。
新たなスタートを切る雑誌『広告』。従来の枠を超えた斬新な視点とクリエイティブを通じて、広告文化の新たなページを開くことを期待しています。これからの発展に注目が集まります。