地域を元気にする若者たちのトークショウとブックイベント
9月13日(土)、富山県にある「TSUTAYA BOOKSTORE藤の木店」にて、地域活性化をテーマにした特別なトークショウとブックイベントが開催されます。このイベントでは、若き作家であり社会活動家の熊谷沙羅さんと、慶應義塾大学の座間耀永さんをゲストに迎え、言葉や出版、図書館、地域活性化の重要性について語ります。
トークショウの内容
このトークショウ、【わたしたちが考える「言葉の力と本の磁力」】では、約1時間にわたり、将来を担う若者たちがどのように言葉の力を活かして地域に貢献できるのかを探っていきます。2人のゲストは、それぞれの視点から地域活動や本の魅力について語り、参加者と共に考える時間を持つ予定です。
ゲストプロフィール
熊谷 沙羅(くまがいさら)さん
若干13歳で、「Book Swap Chofu 川の図書館」を開館した熊谷さんは、社会活動家として注目を集めています。地域住民同士が自由に本を交換できるこの図書館は、コミュニティの交流の場として機能しており、彼女の活動は多くのメディアに取り上げられています。家族との協力の中で、弟の大輔さんと共に精力的に地域のための活動を繰り広げています。
座間 耀永(ざまあきの)さん
座間さんは現在慶應義塾大学の1年生で、高校生のころに「言葉の力」コミュニティを立ち上げました。同時に非営利型一般社団法人AZ=Bandeも設立し、文章を楽しむ活動や、ヨットの普及を行っています。彼が受賞した第3回Reライフ文学賞最優秀賞の作品、"父の航海"も来年11月に出版予定です。
同時開催の特別イベント
この日、トークショウとならぶ特別なブックイベント【BOOKSWAP】も行われます。午前10時から午後4時30分まで、地域の方々から寄付された本が店舗の入口付近に展示され、自由に持ち帰ることができます。さらに、読み終えた本の寄付も募集中です。仲間と共に、新たな読者に本を渡す楽しさも体験できます。
子ども向け作文教室の開催
座間耀永さんによる作文教室も同時開催されるため、小学生のお子様の参加も大歓迎です。この教室では、楽しむことに重点を置いた内容で、文章を書くことが好きな方だけでなく、少しでも苦手意識がある方にもぜひ参加してほしいイベントとなっています。定員は10名で、申し込みはTSUTAYA BOOKSTORE藤の木店までお電話で可能です。
TSUTAYA BOOKSTORE藤の木店の魅力
「TSUTAYA BOOKSTORE藤の木店」は、2021年に地域交流を重視した体験型書店として誕生しました。店内では地元アーティストのイベントや親子向けの絵本読み聞かせなどが行われています。地域の方々が新しい「好き」を見つけ、楽しい時間を過ごせることを大切にしており、2025年以降にはさらなる体験価値向上を目指しています。
この特別なトークショウとブックイベントが、地域の皆さんにとっての新しい出会いの場となることを願っています。参加を通じて、言葉の力や本の楽しさを再発見してみましょう!