子どもの科学的思考力を楽しみながら育てる
11月27日(木)、日本経済新聞社グループの出版部門「日経サイエンス」から、科学を楽しく学べる書籍『そのギモン、カガクのチカラでもっと答えます』が発売される。この書籍は、基礎から理科を学ぶことができる前作の続編であり、特に子どもたちが抱く「ギモン」に答える形で知識を深めるための一冊だ。
周りにある「ギモン」を通して世界を広げよう
子どもたちにとって、「どうして鳥は飛べるのか」「月はなぜ落ちてこないのか」「夕焼けが赤いのは何故か」といった「ギモン」は、日々の生活の中で生まれてくる自然な疑問である。これらの質問をそのままにするのではなく、科学の力を借りて答えることで、子どもたちの興味を育てることができるのが本書の魅力だ。
専門家からの解説で深掘りする科学の世界
本書は、専門家への徹底取材をもとに、子どもたちが抱える疑問を分かりやすく解説する。子どもの「どうして?」という好奇心を満たすために、さまざまな専門知識が、親しみやすい形で紹介されている。これにより、子どもたちは自然に科学への興味を深めることができる。
中学受験を控えた子どもたちにとっての重要な一冊
最近の中学受験では、科学的思考力が非常に重要視されている。本書は、すでに人気を博した「親子スクール理科学」の続編として登場するもので、中学受験対策にも適した内容となっている。理科が苦手なままでいる中学生や高校生にも有益な情報が盛り込まれており、読みやすさも兼ね備えている。
読みやすい構成で子どもの関心を引き出す
本書には、9つのテーマが含まれ、全体で60個の「ギモン」が取り上げられている。各ギモンの解説は3~4ページ程度で、この形式により、長い文章が苦手なお子さんでも興味のあるトピックからスムーズに読み進めることができる。基礎をしっかり説明した後には、新聞ならではの最新の情報や問題点をまとめた「博士からのひとこと」も収録されており、内容の深みを増している。
親子で楽しむ読書体験
この書籍は子どもだけでなく、親にとっても役立つ情報が満載である。「子どもが持つ疑問にどう答えようか」と悩む親にとっても最適な内容となっている。さらに、子どもたちの科学的な思考を育むだけでなく、大人世代の理科の知識のアップデートにも役立つ。例えば、小学校の「朝読書」やお子さんの調べ学習に最適だ。
書籍情報
- - 書名: 『そのギモン、カガクのチカラでもっと答えます』
- - 編者: 日本経済新聞社編集サイエンスグループ
- - カバーイラスト: きのしたちひろ
- - 発売日: 2024年11月27日(木)
- - 定価: 2,200円(10%税込)
- - 仕様: A5版・258ページ
- - ISBN: 978-4-296-12394-0
- - 発行: 日経サイエンス
この書籍を手に取って、親子で一緒に科学の不思議を探求し、楽しく学びましょう。子どもたちの未来が、さらに広がることでしょう。