映画『Skyふたつの灯火 -前篇-』特別試写会レポート
映画『Skyふたつの灯火 -前篇-』の特別試写会が、8月1日、池袋HUMAXシネマズ・シネマ2にて行われました。この日は、劇中ナレーションを担当する声優の梶裕貴さん、本作のエンドソングを手がけたコトリンゴさんが登壇し、盛況なイベントとなりました。
この作品は、thatgamecompanyが制作した人気ゲーム『Sky 星を紡ぐ子どもたち』を基にしたアニメーション映画です。『Skyふたつの灯火 -前篇-』は、異なる時代を生きる二人の子どもたちの運命を描いた物語であり、作品全体にわたりセリフが使用されず、感情豊かな表現が際立つ内容になっています。普遍的なテーマである「悲しみ」「癒し」「許し」を視覚的に表現した点が特に注目されています。
豪華な登壇者たち
特別試写会では、まず梶裕貴さんとコトリンゴさんによるトークセッションが行われ、映画やゲームに対する情熱が語られました。梶さんは「セリフのない世界が魅力の映画で、どのように表現されるのかドキドキしていたが、見事に作品の空気感が再現されていた」と感動を伝えました。そして、彼はこの作品への思いや、劇中でナレーションを担当する際の心情を語り、「作品の世界観を壊さないように、心を込めて語った」と述べました。
一方、コトリンゴさんはエンドソング制作について、「観客が見終わった後も作品の世界に浸ってもらえるような音楽を目指した」とコメント。2人の温かいトークは会場を包み込み、参加者たちからも大きな拍手が送られました。
クリエイティブ部門の熱い思い
試写会の後半には、thatgamecompanyのクリエイティブ・ディレクター兼CEOであるジェノヴァ・チェンさんが登壇し、制作チームの想いや苦労を語りました。「Skyの物語を多くの人に伝えたいという思いが本作を作る推進力だった」という言葉には、製作チーム全員の努力と情熱が込められています。「前篇を楽しんでいただいた皆様の期待に応えられるよう、次回作も楽しみにしていてほしい」とのメッセージで会場の期待感は高まりました。
ファンとの交流の場へ
特別試写会の終了後には、ファンが撮影ブースで記念の写真を撮ったり、交流を楽しむ様子が見られました。この日、会場には多くの『Sky』ファンが集まり、熱気あふれるイベントとなりました。長年にわたるゲームの人気が高まる中、新作映画も同様の感動を生み出す期待が寄せられています。
作品のあらすじ
『Skyふたつの灯火 -前篇-』では、結晶化していく流行病に蝕まれた世界での孤児の物語が描かれます。彼は小さな光のマナティと出会い、共に成長しながら黒雲に覆われた運命に立ち向かう姿に胸が熱くなることでしょう。友情の灯火が逆境にどう立ち向かうのか、ぜひ映画を通じて体感してください。
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