大人気シリーズ「しゃばけ」最新刊『いつまで』がついに登場！

今年の夏、ファンが待ちに待った文庫最新作『いつまで』が新潮文庫より6月25日に発売されました。この作品は、累計1000万部を突破した大人気シリーズ「しゃばけ」の第22弾であり、何と17年ぶりの長編登場です。

シリーズの魅力を再確認

「しゃばけ」とは、2001年に第一作が発表されて以来、多くの読者に愛され続けている作品です。このシリーズは、長崎屋の若だんな・一太郎を主人公に、様々な妖怪たちと冒険する物語が織り成されています。最新作『いつまで』では、一太郎が姿を消した仲間の妖たちを救うため、なんと五年後の江戸に飛び込むことになります。この時空を超えた壮大な冒険に、読者は息を飲むことでしょう。

テレビアニメ化が決定！

さらにこの話題を後押しするのは、テレビアニメ化の決定です。シリーズは今年の10月から、フジテレビ系の「ノイタミナ」で放送されることが告知されました。これに伴い、キャストも続々と発表されています。若だんなの声を担当するのは山下大輝さんで、仁吉役には沖野晃司さん、佐助役には八代拓さんが決まりました。アニメ制作においても非常に注目が集まっています。

脚本家が解説する文庫の魅力

また、『いつまで』の文庫解説を担当しているのは、アニメ『しゃばけ』のシリーズ構成を手掛ける脚本家の待田堂子さんです。彼女はアニメ制作における視点から、シリーズの魅力を余すところなく語っています。これを読むことで、作品への理解が一層深まります。

限定アイテムのプレゼント企画

さらに、アニメ化を記念して特製ポケットサーモボトルが100名にプレゼントされる企画も実施されます。このボトルには、人気キャラクター・鳴家のイラストがプリントされており、容量130mlのコンパクトサイズで持ち運びに便利です。夏場の水分補給に重宝すること間違いなしです。

特別限定アニメカバー文庫も登場

毎年夏に行われる「新潮文庫の100冊」フェアにも『いつまで』が登場します。新潮文庫の名作が並ぶこの企画の一環として、シリーズ第一作『しゃばけ』にも特別限定アニメカバーが製作され、全国の書店で手に入れることができます。

おわりに

「しゃばけ」シリーズの最新作『いつまで』は、時をかける感動的な物語とともに、アニメ放送を控えて新たな盛り上がりを見せています。この夏、ぜひとも手に取って、その魅力を体験してみてください。

著者の畠中恵さんは、名古屋で生まれ育ち、漫画家のアシスタントや書店員を経て小説家としてデビューしました。続いて「しゃばけ」シリーズで多くの受賞歴を持つ彼女の才覚は、今後も多くの読者に愛され続けることでしょう。