AMG アニメーション学科特別講義の開始
アミューズメントメディア総合学院(AMG)では、2025年度より新たな特別講義をアニメーション学科にて実施しています。この講義は、アニメーション制作の各プロダクションが大切にしている「仕事の哲学」や「技術」を次世代に継承することを目的としており、業界の未来を担う若者たちへの貴重な学びの機会を提供しています。
現場での経験を重視した本講義は、在校生にとって通常の授業では得られない、実践的なスキルや考え方を学ぶ場となります。また、企業にとっても自社の価値観や技術を直接学生に伝える貴重な機会であり、双方向型の取り組みが期待されています。
講師陣は業界のトップクリエイター
講義には、アニメーション業界で活躍する制作会社の代表や監督、演出家、アニメーターといった著名なクリエイターが講師として参加します。たとえば、スタジオ・ライブの神志那弘志さんは、「HUNTER×HUNTER」や「魔神英雄伝ワタル」などの代表作品を持つアニメーション監督で、業界の最前線で活躍しています。
また、トリガー社の舛本和也さんやYostar Picturesの斉藤健吾さんも、数多くのヒット作を手掛け、業界の流れを牽引しています。これらのトップクリエイターから学ぶことで、在校生たちは多様な制作スタイルや技術を体系的に理解することができるのです。
AMGのアニメーション学科の特徴
AMGのアニメーション学科は、アニメーター・監督専攻と制作・プロデューサー専攻の2つのコースを提供しています。学生は、途中で専攻を変更することも可能で、自分自身のキャリアを模索しながら学びを進めることができます。その過程で、プロと同じ方法での共同制作や、個人制作を通じた実践的な経験を積むことで、技術力を高めていきます。
さらに、AMGではプロのアニメーターが常駐しており、いつでも的確なアドバイスを受けることができる環境が整っています。2年間で4本のアニメーション作品を制作する機会もあり、卒業生たちは多数が業界で長期にわたって活躍し続けています。
AMGの理念と将来展望
AMGは1994年に設立され、エンターテインメント分野で即戦力となる人材を育成することを目的としています。同校の理念である「制作現場こそが最高の教育現場」を実践し、プロの制作現場での体験を通じて本物のスキルを身につけることができます。
2025年には開校から31年を迎えるAMGは、さらに多くのアニメ制作会社と提携し、カリキュラムの充実に努めていくとのことです。これにより、今後もアニメ業界に必要とされる人材を数多く輩出できると期待されています。
AMGの新しい特別講義、ぜひ注目してみてください。将来的に業界を支えるクリエイターの育成へとつながるこのプロジェクトに、多くの期待が寄せられています。