人気シリーズ「乙女の本棚」第47弾!
大人気を誇る「乙女の本棚」シリーズから、新たに江戸川乱歩の名作が甦ります。2025年5月16日、江戸川乱歩の短編小説『赤い部屋』と人気イラストレーター寿なし子がコラボレーションした豪華版が登場するのです。このシリーズは、文豪の名作に現代のイラストレーターが自由な感性で描いたイラストを添え、まるで絵本のように楽しむことができる特別なプロジェクトです。
『赤い部屋』について
江戸川乱歩の作品『赤い部屋』は、特に読者の想像力を刺激するストーリーが特徴です。物語は、赤い部屋に夜な夜な集まる人々の集会から始まり、そこで繰り広げられる様々な出来事が描かれています。この短編は、教科書にも掲載されるような名作であり、多くの人に親しまれています。また、乱歩特有の独自の展開は、緊張感や不気味さを醸し出し、読む者を惹きつけてやみません。
豪華イラストの魅力
本書では、特に寿なし子が描く美麗なイラストが目を引きます。彼女は、物語の深層を考えさせるようなイラストスタイルで知られ、書籍の表紙や挿絵、さらにMVイラストやCDジャケットなど多岐にわたって活躍しています。『赤い部屋』のために描き下ろされたオールカラーのイラスト群は、物語の世界をより豪華に表現しており、特に読書の楽しみをさらに増すことでしょう。
書誌情報
- - 書名: 赤い部屋
- - 著者: 江戸川乱歩 + 寿なし子
- - 定価: 1,980円(税込)
- - 発売日: 2025年5月16日
- - 発行: 立東舎/販売: リットーミュージック
- - 商品情報ページ: こちら
江戸川乱歩のプロフィール
江戸川乱歩は1894年に三重県に生まれ、早稲田大学を卒業後、雑誌編集や新聞記者として働くなかで作家活動を開始しました。彼のデビュー作『二銭銅貨』は1923年に発表され、その後も『怪人二十面相』や『少年探偵団』など、数多くの名作を生み出しました。乱歩は「乙女の本棚」シリーズにも参加しており、他にも『目羅博士の不思議な犯罪』や『人でなしの恋』などが収められています。
寿なし子のプロフィール
寿なし子は、物語を深く考えさせるイラストを制作するアーティストとして注目されています。彼女の作品は、書籍のカバーから挿絵、さらにはMVのイラスト、キャラクターデザインなど、多彩な分野で展開されています。特に彼女の独自の視点で描かれるイラストは、多くのファンから支持を受けています。
立東舎について
立東舎は文芸やマンガだけでなく、さまざまなポップカルチャーを幅広く扱う出版レーベルです。「乙女の本棚」シリーズ以外にも、手塚治虫や谷ゆき子の作品復刻などで多くの話題を集めています。このシリーズの新作『赤い部屋』もその一環であり、文学愛好者やイラストファンにとって、心躍る一冊となることでしょう。
まとめ
江戸川乱歩の名作『赤い部屋』は、イラストレーター寿なし子とのコラボによって生まれ変わります。「乙女の本棚」シリーズ第47弾として、ぜひ手に取ってその魅力を堪能してみてください。