重要顧客との関係構築による売上UPを実現するABMの全貌
2025年2月22日、シンフォニーマーケティング株式会社の庭山一郎代表取締役が新著『法人営業は新規を追うな ‐重要顧客と最高の関係を築くABM‐』を日経BPから刊行します。この本では、マーケティング戦略としてのアカウント・ベースド・マーケティング(ABM)について詳しく解説されています。
ABMは、特定の大口顧客に焦点を当て、そのニーズに合わせたマーケティングを展開することで、企業の売上向上を図る手法です。グローバルなBtoB企業の多くがこの手法を取り入れ、成功を収めています。庭山氏は2016年に国内初となるABMに関する専門書を発表して以来、9年の時を経て、さらなるノウハウを凝縮した形で本書を出版します。
庭山一郎氏の執筆背景
庭山氏は、ABMが日本企業に必要な戦略であると強調しています。特に、日本企業は世界的に見てもABMを成功させる条件が整っていると指摘。しかし、そのノウハウや実践が不足していることが多くの企業の成長を妨げていると述べています。この課題を解決するために、本書では実務的なガイドを通じて、ABMを効果的に実施するための知識を提供しているのです。
本書の構成
本書は「ナレッジ編」と「実践編」に分かれ、ABMについての基礎知識とそのプロセスを明確に解説しています。ナレッジ編では、ABMの定義や国内外の状況、さらには日本企業がABMで成功できる理由について詳しく述べています。
一方、実践編では、ABMの導入に向けて必要なステップを「事前準備」「戦略立案」「組織編成」「実行・評価」の4つに分けて具体的に説明します。すでにABMを試みたがうまくいかなかった企業にとっても、その原因を特定し、再挑戦のためのヒントを得ることができる内容となっています。
無料オンラインセミナーの開催
さらに、庭山氏自身が参加者に向けて本書の内容を解説する無料オンラインセミナーを2025年3月6日に開催します。このセミナーでは、「引き合い依存からの脱却」をテーマにした講演や、具体的なABMの事例紹介が行われる予定です。参加は無料で、特に大手企業のマーケティング部門やIT部門に所属する方々を対象にしています。興味のある方は、早めに申し込みを済ませ、ABMの基礎から学んでみてはいかがでしょうか。
結論
日本企業がABMを通じて成長を遂げるためには、しっかりとした知識を持ち、戦略的に取り組むことが求められます。庭山一郎氏の新著『法人営業は新規を追うな ‐重要顧客と最高の関係を築くABM‐』は、そのための手引きとなる一冊として、多くのビジネスパーソンに影響を与えることが期待されています。