丸谷才一生誕100年記念講演会開催のお知らせ
2023年9月13日(土曜日)、日本文学界に多大な影響を与えた作家、評論家、エッセイストの丸谷才一先生の生誕100周年を記念し、特別な講演会が行われることが決まりました。この歴史的なイベントは、山形県鶴岡市出身である丸谷先生への感謝と敬意を表し、彼の業績を広く知ってもらう機会となります。
イベントの詳細
開催日時
日程:令和7年9月13日(土曜日)
時間:午後2時~午後5時(開場は1時30分)
会場
東京第一ホテル鶴岡の鳳凰の間(鶴岡市錦町2番10号)
講演内容
講演会は二部構成になっています。第一部では、丸谷先生の文学に影響を与えたテーマについて、著名な作家や文芸評論家がそれぞれ講演を行います。具体的には、川上弘美氏が「俳句と歌仙」について、松家仁之氏が「たった一人の反乱」について、そして湯川豊氏が「女性が主人公」というテーマでそれぞれの視点から丸谷文学の魅力を語ります。
続いて、第二部ではこれらの講演をふまえた座談会が行われ、参加者が丸谷才一先生の人柄や彼がどのような作品を残したか、また彼の文学がどのように現代の文学に影響を与えているのかを深く語り合います。
参加申し込み
参加を希望される方は、令和7年8月20日(水曜日)までに下記のURLからお申し込みください。
参加申し込みはこちら
電話でも受け付けております。お問い合わせは鶴岡市総務課(℡0235-35-1114)まで。なお、申し込みが多数あった場合は抽選となるため、予めご了承願います。抽選結果は申し込みされた皆様にお送りします。
丸谷才一先生について
丸谷才一先生は、鶴岡市の馬場町で生まれ、旧制鶴岡中学校、東京大学文学部英文科を卒業されました。その後は國學院大学の助教授を経て作家として活動を始め、多くの作品を発表し日本文学の発展に貢献してきました。
彼の代表作には、昭和35年に発表した「エホバの顔を避けて」を始め、昭和43年には「年の残り」で芥川賞を受賞。その後も、数々の文学賞を受賞し続け、多くの読者に支持されています。また、平成3年には「横しぐれ」で英国のインディペンデント外国小説賞特別賞を受賞するなど、海外においても高く評価されています。
さらに、文学賞の選考委員としても長年にわたり活動し、後進の指導と育成にも情熱を注いできた丸谷先生。このたびの記念講演会は、彼の多彩な業績を振り返りつつ、今後の文学の未来を見据える貴重な機会です。文学に興味がある方々にとって、見逃せないイベントになることでしょう。
詳しい情報は、鶴岡市の公式ホームページもご確認ください。
市ホームページ