専門家31名が語るデザインの未来『DESIGN AND PEOPLE｜Issue No.2』

新刊デザイン誌『DESIGN AND PEOPLE｜Issue No.2』が登場

デザインと人々の関係に迫る新たな視点が詰まったデザイン誌『DESIGN AND PEOPLE｜Issue No.2 他者たちとどう生きるか』が、2025年8月13日（水）に株式会社コンセントから発売されます。現代の社会においてデザインはどのように役立つか、その問いに対して31人の専門家たちがそれぞれの経験や知見を交えた対話やエセーを展開し、分断の時代を生きる私たちに新たな視点を提供します。

デザイン誌の特徴

この誌はデザイナーや作家、建築家、編集者など、多彩なバックグラウンドを持つ専門家たちが集い、自らの仕事や生活、そして社会との関わりについて深く語ります。彼らの対話やエセーを通じて、デザインが持つ潜在能力や、その可能性を広げるきっかけを探ります。

分断を乗り越えるデザインの力

『DESIGN AND PEOPLE』は、読者にとっての「他者」との関わりを見つめ直す機会を提供します。編集長の吉田知哉氏は、現代社会の「分断」を直視し、どのように他者と共に生きるかを問いかけます。この問いには、現代を生きる著者たちの内面的な葛藤や希望が反映され、単なる知識の提供にとどまらない、心に響くメッセージとなっています。

充実した内容

誌面には、著者たちによる9篇の対話と8篇のエセー、さらには6篇の書評が収められています。各分野の専門家が織りなす言葉は、難解さと感情の交錯がしばしばあり、読者に深い洞察をもたらします。デザインの特性がどのように生活に影響を与えるかが、テーマに沿って紡がれています。

特別なデザインコンセプト

本誌のデザインは、「過去と今、未来をつなぐ」というテーマに基づいています。歴史や時間の観点からもデザインを捉え直し、人々の生活と密接に関わっていることを意識しています。これにより、ただの情報提供にとどまらず、読者の心に強く訴えるものとなっています。

カバー写真と挿絵

カバーを飾るのは、長沢慎一郎氏が手がけた写真で、目に見えない記憶や社会の風景を鮮やかに映し出しています。誌面には、著名な作家たちによる挿絵も収められ、視覚的にも楽しませてくれます。

イベントシリーズの開催

さらに、『DESIGN AND PEOPLE』では、誌面に登場した著者との交流イベント「DESIGN AND PEOPLE SOCIAL CLUB」を展開していく予定です。過去には哲学やデザインに関連した多様なテーマで実施され、多くの参加者が楽しんでいます。今後も新たな企画が予定されており、読者と著者が直接対話する貴重な機会となります。