東大卒が教える！子どものための楽しい整理収納入門

東大卒が教える！楽しい片付け法

新しい本『捨てられないずかん』が2025年9月3日に発売されます。この本の著者は、東京大学を卒業した整理収納アドバイザーの米田まりなさん。子供たちが「かたづけなさい！」と言われると、なかなかやる気が出ない中、どうすれば楽しく整理整頓を身に付けられるのかを学べる一冊です。

いらないものを捨てられない子供たちへ

運動会で使ったポンポンや神社のおまもり、遊ばなくなったおもちゃなど、たくさんの思い出が詰まっています。「いらないものは捨てなさい」と言われても、なかなか彼らにとっては捨てるという行為は難しいもの。そんな悩みを解決してくれるのがこの本なのです。

存在する「もの」を通じて学ぶ

本書では、子供たちが実際に持っている「もの」を50個紹介し、その一つ一つについての整理収納のコツを教えています。たとえば、ファストフード店でもらったおまけは、いつの間にか家中に転がっていたり、ダンスで使ったポンポンは捨てられない思い出が詰まっています。

特に注目なのが、「ひろってきた石」や「前の学年の教科書」に関する章です。進級した教科書に関しては、捨てるタイミングに悩む子供たちのために、必要な知識も提供されています。

目次の紹介

この本は、さまざまなカテゴリーに分かれて整理整頓の手法を学べるように工夫されています。目次は以下の通りです：

- この本の使い方
- 学校にまつわるもの
- お気に入りのおもちゃ
- 思い出のもの・コレクション
- 家の「外」で使うもの
- 家族・友だちにまつわるもの
- かたづけお悩み相談室

子供たちが片付けを楽しむための工夫がたっぷり詰まっています！

著者の経歴

米田まりなさんは、実は整理に関する豊富な経験を持つ多才な方。脚本家の祖父、研究者の父から影響を受け、物に囲まれた幼少期を過ごしました。東京大学経済学部を卒業後は、住友商事でEコマース事業投資に従事。その後は整理収納アドバイザーとしてイベントや雑誌監修といった多方面での活動を行っています。

プライベートでは、家庭向けの片付けコンサルティングも手がけており、幅広い層に対応しています。彼女の活動は日本経済新聞「NIKKEIプラス1」でも連載され、著書も数多く出版されています。

まとめ

『捨てられないずかん』は、子供たちが楽しく片付けを学ぶための一冊です。整理すること自体が楽しい手段となり、思い出を大切にしつつ、生活空間をもっと素敵にする方法を教えてくれます。この本を手に取った子供たちが、実際にその楽しさを体験しながら、かたづけのスキルを身に付けていくことでしょう。ぜひ多くの家庭で手に取っていただきたい一冊です。