新刊『超入門 ベトナム語』の魅力
2023年9月19日、株式会社アルクから新たに『超入門 ベトナム語』が発売されました。この書籍は、これからベトナム語を学びたいという初心者に向けたテキストで、学習のスタートをしっかりサポートします。実際、ベトナム語を学ぶ必要性が高まっている背景には、アジアの中で経済成長を遂げているベトナムの存在があります。観光地としても人気が高く、さらには多くの日系企業が進出していることから、日常生活においてもベトナム人との接点が増えてきています。
ベトナム在住の日本人コミュニティや、日本で働く外国人の大多数がベトナム出身であることを鑑みて、ますますベトナム語の需要は高まっています。これまでのベトナム語ハンドブックが主に旅行やビジネスを目的としたものだったのに対し、今や「旅に出る予定はないが、少しはベトナム語を知っておきたい」という声が多々聞かれるようになりました。その中で、本書は日常生活で役立つベトナム語の習得を目指しています。
本書の構成
『超入門 ベトナム語』は大きく三つの部で構成されています。
第1部: ベトナム語の基礎
まず第1部では、ベトナム語の基礎となる「文字・発音・文型」を詳しく紹介しています。特に、ベトナム語の発音は独特であり、6つの声調が存在します。初心者向けに、発音を高い声調と低い声調に分けて学ぶことからスタート。フレーズにはすべてフリガナが付いており、初めての方でも安心してチャレンジできます。また、人称の使い方を丁寧に説明しており、相手によって異なる呼称詞を理解する手助けをします。これは他の入門テキストでは見落とされがちなポイントです。
第2部: 使えるベトナム語フレーズ
第2部では、特に役立つ60のフレーズを収録しています。「旅行」「隣のベトナム人」「仕事」「出張」といったテーマに沿ったフレーズが豊富に取り揃えられており、実際の生活シーンで使える内容が中心です。日本国内でのコミュニケーションに特化したフレーズが多く、「有休を取る」や「残業できる?」といったリアルな会話シーンまでカバーしています。また、各章には練習問題も完備されており、理解を確認しながら学習を進められます。
第3部: 付録でさらなる学び
第三部には、南部方言に関する楽しみが詰まった付録も用意されています。ベトナムは南北で方言が異なりますので、実際に出会うベトナム人が使用する南部方言にも触れられることが特徴的です。また、聞き取りにくいベトナム人の名前や便利なタッチタイピングの方法についても扱っています。
総括
アルクの新刊『超入門 ベトナム語』は、これから日本で類似のニーズが高まる中、自己表現を楽しむためのベトナム語を学ぶ良いきっかけとなる一冊です。ベトナム語の音楽や食文化に触れながら、言語の壁を乗り越えていくための同書は、興味を持った方にぜひ手に取ってもらいたい作品となっています。価格は2,200円(税込)で、書籍サイズはA5判、全208ページの内容が展開されます。音声もダウンロード可能で、よりリアルなコミュニケーションをサポートします。興味ある方は、
こちらから購入可能です。