強い絆の対談
2025-09-12 14:15:29

福山雅治が東野圭吾と語る映画『ブラック・ショーマン』の魅力とは

映画『ブラック・ショーマン』放送を前にした特別対談



9月12日(金)、映画『ブラック・ショーマン』が公開となり、それに合わせて同作品の主演・福山雅治と原作を手掛けた東野圭吾が、TOKYO FMの番組『福山雅治 福のラジオ』に出演します。今回は彼らの長年にわたる絆を感じさせる、貴重な対談の内容をご紹介します。

福山と東野の出会いは、2007年に放送されたテレビドラマ『ガリレオ』に遡ります。この作品で福山が演じた湯川准教授と、今回の映画の主人公である元マジシャン・神尾武史は、実に対照的なキャラクター。東野は、元々湯川と神尾を対比させることを意識していたことを明かしました。「湯川は物理に重きを置いたキャラクターですが、神尾は人間の心を操るタイプ。心理的な深さを持たせたかった」と東野は語ります。

福山は、自身が演じる神尾というキャラクターについて「多くの人は、マジシャンというとマジックが重要視されると思うんです。しかし、僕にとって神尾は“人間力”が全てなんです」と説明しました。7年の時を経て、再び東野との共演となった福山は、「昔の作品からずっと信じ合っている感覚があります。今回の映画でも、お互いの信頼が表現できていると思います」と述べ、その絆の深さを感じさせました。

また、東野も作品の試写を見た際、福山の見た目に圧倒されたと話しました。「彼のカッコ良さには本当に驚かされた。福山さんは画面映えするんですよ」と、原作者としての視点から福山を称賛しました。

制作過程とキャラクターの魅力



今作のストーリーはミステリーに分類されますが、東野は「犯人探しが主な目的ではない。どう物語が展開するかを楽しむ作品であってほしかった」と語り、福山もその意図を理解して演じていると応じました。「キャラクターの奥深さを表現することが大切だと再認識させられました」と福山は感想を述べました。

さらに、番組中では共演者たちからのメッセージ紹介や、福山に対する意外な要望も飛び出しました。福山が悪役を演じる姿が見たいという声に対して、東野は「犯人像の多様性を追求したい」と答え、視聴者の期待を高めました。

また、東野が過去に飼っていた猫の思い出や、作家人生40周年に対する思いも語られ、彼の独自の執筆スタイルについても触れました。「相談せずに執筆することが多い。自分の内側から湧き出るものを大切にしています」と彼は語りました。

最後に



“福山雅治 福のラジオ”の放送は、毎週土曜日の14時から14時55分まで。東野圭吾との対談は、9月13日と20日の2回にわたり放送されます。2人の熱いトークをお見逃しなく!映画『ブラック・ショーマン』の魅力が、ラジオを通じてさらに深まることでしょう。リスナーの皆さんも、ぜひお楽しみに!


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