BLCD『遠い恋1』
2025-09-05 12:43:35

音と心の響き合いを描く BLCD『世界でいちばん遠い恋1』インタビュー

音と心の響き合いを描くBLCD『世界でいちばん遠い恋1』



BLCDコレクション『世界でいちばん遠い恋1』の収録後、斉藤壮馬さんと古川慎さんのインタビューが到着しました。本作は孤高のバイオリニスト十嘉と、音を聞くことができないデイトレーダー五十鈴が互いの“無いもの”を認識し合い、心を通わせていく物語です。2025年11月28日に発売予定の本作について、収録を終えた彼らの言葉をお届けします。

キャラクターについて



古川さんが演じる壬生十嘉は、天才バイオリニストとして注目を集めるものの、成長につまずいている青年です。的確に「才能の原石」とされる彼ですが、自分の進むべき道を見失ってしまっている苦悩を抱えています。それでも、五十鈴との出会いを通じて、少しずつ自分のやりたいことを見つけて前に進んでいくのです。

対する斉藤さんの五十鈴は、感音性難聴を抱えながらも多彩な感情を内に秘めるキャラクターで、普段の生活では少し不自由さを感じながらも、自分の生き方を模索しています。二人の出会いによって、互いの世界を理解し合う過程が描かれています。

収録の感想



収録を終えた二人は、これまで共演を重ねてきたこともあり、息の合った演技ができたと語ります。古川さんは、斉藤さんのセリフの中に込められた微妙な感情が、手の動きによってさらに伝わってくると感じ、その演技力に感心しています。彼は「この作品は斉藤壮馬のスキルを生かしたシーンが多かった」とも述べ、互いの演技が交わり合うことで深みを増していることが伺えます。

また、斉藤さんも、古川さんが流れを作ることで、自身も自然に演技に乗れると実感しており、相手との信頼関係の重要性に気づかされていたそうです。二人のキャッチボールの中には、相手の心情を理解し、自然に反応することで生まれるリズム感があります。

難しい演技の挑戦



収録において、特に難しかったのは五十鈴のセリフをテクニカルに表現することです。斉藤さんは、五十鈴の心情に寄り添うことが鍵だと強調し、その流れを自然に演技に落とし込むことができたと振り返ります。

一方の古川さんも、五十鈴のセリフを受け取る時に「何を伝えたいのか」が最も重要であり、アプリの音声であっても芯にある感情をしっかりと表現しようと努めたと言います。その中で、状況に応じた温度感を意識して返すことが大切だと感じています。

ファンへのメッセージ



この作品に対する二人の思いは、聞く者にもしっかりと伝わります。古川さんは、収録を通じて得た楽しみが聴く人にも伝われば嬉しいとし、原作を思い返しながら聴くことを勧めています。斉藤さんは、この作品が音とコミュニケーションをテーマにした繊細な作品であり、ぜひ原作と同時に楽しんでほしいと語ります。

ドラマCD情報



BLCDコレクション「世界でいちばん遠い恋1」は、2025年11月28日発売予定です。出演者には、五十鈴を演じる斉藤壮馬さん、十嘉を演じる古川慎さんの他、多くのキャストが名を連ねています。豪華なCD特典も用意されており、ファンには見逃せない内容となっています。

皆さんもこの心に響く物語をぜひお楽しみください。


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