デジタル技術を駆使したアニメ制作ハッカソンが京都で開催

デジタル技術を活用したアニメ制作のハッカソンが京都に集結

株式会社ツクリエが主催し、京都市とNPO法人アニメ産業イノベーション会議（ANiC）が共催する「アニメ×ゲームジャムUE（UNLIMITED ENERGY）in 京都」が、2025年7月26日（土）・27日（日）の2日間にわたり開催されます。このイベントは、アニメとゲームのクリエイターたちがデジタル技術を駆使して新しいアニメーション表現を探求するハッカソンです。この特別な機会に、学生や若手クリエイターたちが最新の技術を体験しながら、実践的なスキルを身につけ、他のクリエイターと交流を深めることを目指しています。

メンターと参加者の出会い

今回のハッカソンでは、話題のTVアニメ『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』の制作チームがメンターとして参加し、オンライン特別セミナーでもその内容を披露します。7月17日にはプレイベントとしてオンラインセミナーも行われるため、事前に参加して知識を深めることも可能です。

さらに、協力企業から提供される3Dアバター「プレタコンポジッタ」や、ソニーのモーションキャプチャー技術「mocopi」を使ったアニメーション制作にも挑戦できるため、多様な技術を体験しながら作品づくりに取り組むことができます。

クリエイティブな未来を築くために

参加を希望する方には、次世代のクリエイティブ業界を支える才能を探し、育てることを目的としたプラットフォーム「Creators Gate 2025」との連携イベントが7月12日に予定されています。また、7月18日から20日にはBitSummitでの出展や個別相談会も行われており、若手クリエイターたちが直接専門家とつながる貴重な機会となります。

イベントの詳細

アニメとゲームのクリエイターを目指す若者たちが集まり、ハッカソンを通じて新しいアイデアや技術が生まれるこのイベントの背景には、デジタルツールの進化によるアニメ制作の効率化や表現の拡張があります。7月の開催後、約1週間のブラッシュアップ期間を経て、優れた作品が選ばれ、9月には「京都国際マンガ・アニメフェア」にて授賞式が行われる予定です。

参加者は、メンター陣の指導の下でプロの技術を間近に学びながら、仲間との協力を通じて新たなアニメ作品を生み出すことに挑戦します。このハッカソンを通じて、アニメ業界の可能性を広げる魅力的な作品が誕生することが期待されています。

参加者へのメッセージ

このイベントは、アニメやゲーム制作に興味のある方々にぴったりの内容となっています。アニメやゲーム制作の経験者はもちろん、初心者でも気軽に参加が可能です。性別や国籍を問わず、新たなコミュニティ作りを重視しているため、個人での参加をお勧めいたします。

また、制作した映像は全て一つにまとめて公開される計画もあり、参加者にとっては素晴らしいアピールの場となるでしょう。興味のある方は公式サイトから参加申し込みを行い、最新のクリエイティブに挑戦してみてください。

詳細については、こちらの公式サイトをご覧ください。