オレンジ資金調達
2025-07-31 09:44:24

株式会社オレンジが25億円の資金調達を達成!マンガ事業の成長を加速

株式会社オレンジ、25億円の資金調達を実施



株式会社オレンジは、東京都港区に本社を置くスタートアップ企業で、マンガの翻訳と提供を主な事業としています。このたび、同社は商工組合中央金庫をはじめとする国内のメガバンクから、総額25億円の融資を受けたことを発表しました。これにより、2025年5月に北米でサービスを開始したマンガアプリ「emaqi」の成長をさらに加速することを目指します。

資金調達の目的



調達した資金は、特にマンガアプリ「emaqi」のユーザーを増やすための取り組みに活用され、未翻訳の作品を公式翻訳版として増やすための体制を強化することを念頭に置いています。具体的には、翻訳者やレタッチャーなどの専門職を採用し、翻訳品質の向上を図ります。

また、emaqiの認知度を高め、更なるプロモーションを行うことで、海賊版問題の解決にも貢献していきたい考えです。これにより、クリエイターや出版事業者に正当な利益を還元し、マンガ業界全体の発展を促す狙いがあります。

CEOのビジョン



代表取締役社長の宇垣承宏氏は、創業以来の目標として「世界中の誰もが自分たちの母語でマンガを楽しめる社会」の実現を掲げています。そのために、オレンジではマンガ特化型の翻訳チームを編成し、高品質なローカライズを推進しています。

宇垣氏は、翻訳チームの構成として翻訳者やレタッチャー、デザイナーが協力し合い、AIを活用した独自ツールの導入で効率化を図っています。今後、チームの拡大が計画されており、より多くの作品を短期間で世界中に届けることが目指されています。

海外展開の計画



「emaqi」は2025年5月に北米での提供を開始し、今後は英語圏や他言語圏への展開も視野に入れています。これにより、グローバルなマンガファンベースの拡大を図るとしています。また、日本を代表する金融機関からの支援を受け、グローバル展開への自信を深めています。

銀行側からの期待



融資を行った金融機関の担当者も、このプロジェクトに対する大きな期待を寄せています。商工組合中央金庫の髙橋幸一氏は、オレンジが日本のマンガを世界に広めるために全力で取り組む姿勢を評価し、同社の挑戦が日本の未来につながると信じています。三菱UFJ銀行や三井住友銀行も同様に、オレンジの取り組みがマンガ業界に新たな価値をもたらすと期待を寄せています。

今後の展望



オレンジは、今回の資金調達を受けて、翻訳関連職種を中心に多くの専門人材を採用し、体制強化を図っています。また、管理部門やマーケティング職についても広く人材を募集中であり、興味のある方は公式サイトから情報を確認できます。

最後に、オレンジは「Creating a world where everyone enjoys manga」をミッションに掲げ、海賊版対策やクリエイターの利益還元も視野に入れながら、国際的なマンガの普及に向けた挑戦を続けていくことを約束しています。


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