衝撃の新演出！R・シュトラウス《サロメ》が6月27日より全国上映

R・シュトラウス《サロメ》新演出の全国上映が迫る！

6月27日（金）、R・シュトラウスの名作オペラ《サロメ》が新演出で全国のスクリーンに登場します。これは、ニューヨークのメトロポリタン・オペラ（MET）による最新ステージを在宅で体験できるイベント、METライブビューイングの一環です。本作は、オスカー・ワイルドの戯曲を元にした衝撃的な作品であり、特に新演出がもたらすビジュアルや演出の深みは多くの話題を呼んでいます。

聖者に恋した少女、サロメの運命とは？

《サロメ》は19世紀の文学界を代表するオスカー・ワイルドが描く物語で、聖者ヨカナーンに恋をした少女サロメが繰り広げるドラマです。かつての初演では大きなセンセーションを巻き起こした本作、官能美が際立つその内容が、新たにクラウス・グートの手により再解釈されます。彼の演出は物語の光と影を巧みに表現し、観客を引き込みます。

豪華キャストが織り成す音楽の饗宴

主役のサロメを演じるのは、素晴らしい声質を持つスター・ソプラノ、エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァー。彼女は力強くも艶やかな声で、サロメの内面的な葛藤を表現します。また、ペーター・マッテイが預言者ヨカナーンを演じることで、サロメとの愛憎劇が一層際立つことでしょう。さらに、王妃ヘロディアス役には、グラミー賞受賞のミシェル・デ・ヤングが出演し、彼女の存在感がこの作品を引き立てます。

このほか、METの音楽監督であるヤニック・ネゼ＝セガンの指揮による、厳格ながらも華やかなオーケストラが観客一人ひとりを深い音楽の世界へと導いていきます。

驚愕の映像作品の解禁

近々、映画の予告映像とプロモーション映像が公式に解禁される予定です。新演出のエッセンスが凝縮された予告映像では、物語の舞台設定がヴィクトリア朝時代に変わり、キャラクターの新たな解釈が楽しめます。また、主演のエルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァーの力強いパフォーマンスが映し出され、作品の魅力がさらに増すことでしょう。ぜひ、映像をご覧になって、彼女の衝撃的な演技を体感してください。

上映詳細

『R・シュトラウス《サロメ》新演出』は、6月27日から7月3日までの1週間、全国21館で上映されます。特に東劇では、7月10日までの2週にわたって上映されるので、ぜひお近くの映画館でご堪能ください。初演日も2025年5月17日とあたるため、今後の期待が高まるこの作品を逃さないよう今から準備しておくのが良いかもしれません。

公式サイトやプレスリリースを通じて最新情報をキャッチし、オペラの魅力を存分に楽しみましょう！