新たなヒーローが誕生!大阪電気通信大学と東映の共同プロジェクト
大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市・四條畷市)と東映株式会社ツークン研究所が共同で制作した革新的なWeb CMが、同大の公式YouTubeチャンネルで公開されました。このプロジェクトは、「電ツークンプロジェクト」と呼ばれ、学生たちが主体となり、バーチャルゲームの世界でヒーローに“変身”しながら、新しいゲームの開発へ挑む姿が描かれています。
プロジェクトの背景と目的
この取り組みは2024年4月から、デジタル技術を駆使したコンテンツ制作を行う東映ツークン研究所との連携に基づいています。大阪電気通信大学は日本で初めて「ゲーム」を冠したデジタルゲーム学科を設置し、実践的な教育を行っています。今後の組織再編で進化する学科への期待を込めたこのプロジェクトは、教育機関と企業の協力が新たな可能性を拓く象徴とも言えます。
制作の過程と学生たちの活躍
プロジェクトには、デジタルゲーム学科およびゲーム&メディア学科の学生たちが参加し、大学内に設置された最新のモーションキャプチャースタジオや音像スタジオを駆使してWeb CMを制作しました。学生がデザインしたキャラクターは、教員の指導のもと3Dモデリングが行われ、さらには実際に学生自身が役者として出演。これにより、教育の枠を超えた本物のプロジェクト体験が提供されました。
実際の制作プロセスでは、東京―大阪間でのコミュニケーションにSlackやDiscordが活用され、物理的な距離を感じさせない協力体制が整えられました。学生たちのエネルギーと情熱が一つにまとまり、魅力的な映像が生まれました。
Web CMの内容とストーリー
完成したWeb CMでは、大阪電気通信大学の学生である主人公が、バーチャルゲームのテストプレイ中に特別な力を得てヒーローへと”変身”します。敵キャラクターと戦いながら、仲間たちと共にゲーム開発を進める姿は、観る者にワクワク感と共感を呼び起こします。この作品は、学生たちのクリエイティビティとコラボレーションの成果が結集したものです。
プロジェクトの監修とチーム
「電ツークンプロジェクト」は、東映株式会社ツークン研究所の市田俊介氏が企画とディレクションを務め、制作進行にはまとまった経験を持つ椎葉遥氏が担っています。更に、これには大阪電気通信大学の複数の教員や卒業生も関与し、プロのクリエイターとしての知識と経験を活かした作品作りが行われています。キャラクターデザインを担当した松永ひらり氏も、その多才さでプロジェクトに新たな命を吹き込んでいます。
未来への展望
このプロジェクトは、2026年4月に新設予定のデジタルゲーム学科に向けた学びの場としての側面も持ち合わせています。より高いレベルの技術と考え方を学生に提供し、将来のクリエイターを育成する期待が寄せられています。
完成したWeb CMを観よう!
興味がある方は、ぜひ大阪電気通信大学の公式YouTubeチャンネルにアクセスし、新たなヒーロー誕生の瞬間を体験してください。ここでしか見られない、学生たちの情熱が詰まった映像があなたを待っています。
Web CMはこちらから!
このように、教育機関と企業が手を組んで挑んだ「電ツークンプロジェクト」は、未来のゲームクリエイターたちによる新しい風を感じさせる素晴らしい試みです。ぜひ、その進捗を楽しみにしていてください。