科学とキャリアをつなぐ新たな試み「科学漫画サバイバル」コラボシリーズの誕生
株式会社朝日新聞社が新たに「科学漫画サバイバル」シリーズの企業コラボを発表しました。この取り組みは、株式会社朝日新聞出版と共同で行われ、科学への興味やキャリア形成を支援することを目的としています。特に注目すべきは、このシリーズが書店での販売とは別に、学校図書館などに寄贈されるという点で、非売品としての形で多くの子どもたちに届くことになります。
第一弾はAGCと共同制作!
このコラボシリーズの第一弾として、AGC株式会社との共作『素材世界のサバイバル』が2025年5月に発行される予定です。AGCは、グローバルトップシェアを持つ総合素材メーカーで、さまざまな分野で事業を展開しています。書籍は、希望する全国の小学校や公立図書館へ寄贈されるほか、無料で試し読みができるWEBサイト「サバイバル図書館」でも公開されるという取り組みです。
特別な寄贈対象
寄贈対象者には、国公私立の小学校、義務教育学校、特別支援学校が含まれており、科学の楽しさを多くの子どもたちに伝える機会が増えるでしょう。このような教育支援策は、今後の学びに大いに寄与すると期待されています。
「科学漫画サバイバル」シリーズの魅力
「科学漫画サバイバル」シリーズは、小学生からの支持が非常に高く、発行部数は累計で1,500万部を超えています。漫画を通して昆虫や恐竜、人体、宇宙、環境問題など多岐に亘る科学のテーマを扱い、2025年5月までに58テーマ全90巻を発行予定です。特に、小学生が選ぶ本の総選挙で、同シリーズは第1位を獲得した実績もあり、教育現場での影響力の大きさが窺えます。
AGCの企業背景
AGC株式会社は、1907年に設立され、最初は板ガラスの生産を行っていました。時代の流れに合わせ、今ではガラスだけでなく、電子、化学、ライフサイエンスなど多様な分野に進出しています。世界30か国以上に展開するグローバル企業として、教育への支援を通じて、より広く社会貢献を果たす姿勢が伺えます。
このコラボレーションは、科学とキャリア教育をつなぐ新たな一歩として、多くの子どもたちに科学の楽しさや重要性を伝える重要なプロジェクトです。今後も注目が必要です。
公式サイトや関連情報については、朝日新聞出版の公式ウェブサイトをぜひチェックしてください。