ポール・モーリアコンサート
2025-07-31 18:48:33

ポール・モーリア生誕100周年記念コンサートが東京で開催!

ポール・モーリア生誕100周年記念コンサートのご報告



7月31日、東京国際フォーラム ホールAにおいて「ポール・モーリア “ラヴ・サウンズ”オーケストラ」が開催され、音楽界の巨星であるポール・モーリアの生誕100周年を盛大に祝いました。この特別なイベントは、イレーヌ夫人の承認をもって行われ、オリジナル・スコアを使用する唯一の公式コンサートとして注目を集めました。

ポール・モーリアは、「恋はみずいろ」や「オリーブの首飾り」など、多くの名曲を生み出し、イージーリスニングの世界における先駆者として知られています。彼は日本でも数多くのコンサートを行い、その音楽は多くの人々に愛され続けています。この歴史あるコンサートでは、ポール・モーリアの魅力的な音楽の数々が再び生き返りました。

開演前の期待感



開演前には、会場全体がポール・モーリアの音楽に対する期待感で包まれ、観客たちの心は高鳴りました。指揮を担当したのは、佐々木新平氏。彼の指揮によって、モーリアの特有のスタイルとエレガンスが再現され、観客を魅了しました。また、この公演の司会を務めた笠井信輔氏の温かい言葉が、感動を一層深めていきました。

13時、開演の時刻が訪れると、まずポール・モーリアの生涯を振り返る映像が流れました。そして、1985年の来日公演で書き下ろされた楽曲「オープニング」から始まり、「涙のトッカータ」や「愛の信条」に続いて、多様な名曲が演奏されました。開演早々の段階から、会場はポール・モーリアの音楽に包まれ、観客の心を掴んで離しませんでした。

それぞれの楽曲の魅力



コンサートの中盤では、ポール・モーリアの代表作を含むメドレーが披露され、観客は感動の渦に巻き込まれました。「そよ風のメヌエット」や「メロディ・フェア」、「禁じられた遊び」の演奏は、聴く者の心に響き、懐かしさと新鮮さが同時に感じられる時間となりました。特に「ベスト・オブ・メドレー」では、観客が手拍子をし、会場の一体感が生まれました。

第二部では、佐々木氏の幼少期の写真を映し出しながら、感動的なストーリーが語られました。「セブン・シーズ」でスタートした後、アコーディオン奏者の田ノ岡三郎氏が参加し、「パリとアコーディオン」のメドレーを披露。これにより、さらに懐かしい音色が会場に響き渡りました。

そして、ポール・モーリアの名曲「エーゲ海の真珠」「恋はみずいろ」「オリーブの首飾り」が続き、観客は大きな拍手で応えました。最後の演奏が終わると、アンコールの声に応えて再登場し、「オリーブの首飾り」で幕を閉じました。

コンサートの余韻



笠井信輔氏は、終演後に「華麗なるポール・モーリアのサウンドが日本に鮮やかに蘇り、観客の心に深く刻まれた素晴らしい演奏だった」と振り返りました。若い世代にもポール・モーリアの音楽の魅力を感じていただけたと述べ、コンサートの意義を語りました。

また、公演では公演パンフレットも販売しており、その中には演奏曲目や解説、初来日公演のプログラムの写真が豊富に掲載されています。来場の記念としてぜひ手に入れていただきたいアイテムです。

「ポール・モーリア “ラヴ・サウンズ”オーケストラ」は、今後も続く東京の公演に加え、大阪・フェスティバルホールでの公演もあり、音楽ファンを楽しませること間違いなしです。多くの人々に愛されているポール・モーリアの音楽の魅力を、ぜひ生で体感していただきたいと思います。


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