井上ひさしの名作
2025-07-29 13:28:48

戦後80年、井上ひさしの名作『父と暮せば』が新たに蘇る!

井上ひさしの不朽の名作『父と暮せば』が生演奏で甦る!



戦後80年の節目を迎える今年、井上ひさし氏の名作『父と暮せば』が演劇界に新たな風を吹き込むべく上演されます。公演は、2025年9月26日(金)から28日(日)まで、東京都千代田区の演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBAにて行われます。チケットは、現在カンフェティで好評発売中です。

公演概要


この公演は、劇団演奏舞台の第87回目の公演として、千代田区文化事業助成対象事業でもあります。演出は、劇団代表である浅井星太郎が担当し、音楽は彼の師である佐々木多幸詩が手がけます。この演出家と作曲家のタッグは、舞台に独自の音楽的要素を加え、観客に忘れられない体験を提供します。

濃密な劇空間


演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBAは、普段は稽古場としても使用される特別な空間です。この小さな劇場では、観客と俳優の距離が限りなく近く、臨場感あふれる体験ができます。息づかいまで感じられるような濃密な空間を演出し、物語の感情がダイレクトに伝わります。これは、演技者と観客が共に物語を体感する新しいアプローチといえるでしょう。

あらすじ


『父と暮せば』の舞台は、原爆投下後3年目の広島。主人公の美津江は、一人生き残ったという負い目を背負い、父・竹造に祝福されることなく生きています。そんな美津江の前に、亡き父が現れます。「恋の応援団長」と名乗る陽気な父に勇気づけられ、徐々に生きる喜びを取り戻していく美津江。父子の関係を通じて、深い悲しみと平和への願いが描かれる、この二人芝居は、観客の日常にも光をもたらします。

劇団演奏舞台の魅力


1960年代から活躍を続ける劇団演奏舞台は、1973年に久保田猛を中心に結成されました。生の楽器を用いて音楽を奏でるという革新的なスタイルで、観客を魅了してきました。特に古典劇を現代風にアレンジした作品には高い評価が寄せられ、文化遺産を未来へと繋ぐ役割も果たしています。

2007年からは浅井星太郎が代表を引き継ぎ、劇団名を今の形にすることで新たな時代を切り拓いています。演奏舞台アトリエに改装された後は、芝居の内容により一層の深みを持たせるため、稽古から集中して取り組むスタイルを強化。観客に新しい体験を与えることをモットーに、今でも進化を続けています。

チケット情報


2025年の公演では、全席自由で前売り価格は3,000円(税込)。生演奏と芝居が融合するこの独特な体験を、ぜひ劇場でお楽しみください。

【公演詳細】
  • - 日程:2025年9月26日(金)19:00、27日(土)14:00/18:00、28日(日)14:00
  • - 会場:演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA(東京都千代田区九段北1-10-2)

チケット購入方法


チケット購入は「カンフェティ」からどうぞ。カンフェティでは会員特典も用意されており、スムーズに手続きを行えます。公式サイトには購入の流れや会員特典についても詳しく記載されていますので、是非チェックしてみてください。

新しい観劇体験は、まずはこの舞台から。皆様のお越しを心よりお待ちしております。


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