新しい健康習慣
2025-10-08 14:49:15

シニアの新習慣提案!聴く・動く・測る健康プログラムの発表

シニアの新しい健康習慣を提案する「聴く・動く・測る」プログラム



2025年9月17日、株式会社オトバンク、株式会社EPNextS、日本テクトシステムズが共催する新たな健康習慣提案のキックオフイベントが開催されました。この取り組みは、シニア世代を主なターゲットとしており、特に注目されるのは「聴く・動く・測る」という三つの要素を組み合わせて、健康寿命の延伸と認知機能低下の予防を支援することです。

オーディオブックの力で脳を活性化!


このプロジェクトの背景には、最近の研究結果があり、オーディオブックを聴きながら体を動かすことで、脳の血流が活性化し、認知症予防に有効である可能性が示唆されています。具体的には、オーディオブックを楽しみながら運動することで、シニアの方々が自主的に健康を維持できるような仕組みを目指しています。つまり、オーディオブックを通じて「聴く」体験と、運動器具を使って「動く」体験、さらには認知機能をチェックするツールを用いて「測る」体験が融合し、トータルでの健康維持を図るのです。

企業の役割と連携


この取り組みには、それぞれの企業が異なる役割を担っています。EPNextSは、プログラムの推進やその効果・安全性を検証し、科学的なエビデンスを構築する役割を果たします。一方で、オトバンクは会員数300万人を誇るオーディオブックサービス「audiobook.jp」を提供し、音声コンテンツの普及に貢献。日本テクトシステムズは、AIを利用して認知機能をチェックできる「ONSEI」を提供し、シニアの健康を支えます。

さらに、この発表会には協賛企業としてステディジャパンが参加し、運動器具のデモンストレーションを実施。参加者はヘッドホンでオーディオブックを聴きながらエクササイズを体験しました。重森教授からは「運動強度はやや強めが良い」という具体的なアドバイスがあり、より効果的にこのプログラムを実践していく方法が示されました。

参加者の反応とアンケート結果


発表会には多岐にわたる業界からの参加者が集まり、特にシニアに関するビジネスに関心を寄せる皆さんが多く見受けられました。アンケート調査によると、参加者の84%が「この取り組みが高齢者の健康寿命の延伸や認知機能の維持に役立つ」と回答しました。

また、特に高く評価されたのは、「三社の連携による総合的な習慣提案」であり、一つの要素だけでなく、複数の要素を組み合わせる新しいスタイルが受け入れられつつあることがわかります。さらに自由記述では、シニア施設への導入時に科学的なエビデンスが重要であり、運動とオーディオブックの効果に関する研究が非常に興味深いとの意見も多く寄せられました。

今後の見通し


本プログラムは依然として構想段階にありつつも、今後は高齢者住宅や地域のコミュニティでの実証実験が予定されています。実際にどのようにシニアの方々が楽しみながら継続できるのか、効果と安全性を検証しながら、より実用的なサービスの展開を目指しています。主催三社は、協賛企業や関連団体との連携を深め、得られたデータを元に、このプログラムの一環として持続可能な健康習慣を実現するために努力を続けていきます。

健康を維持しながら楽しむことができる新しい取り組みとして、この「聴く・動く・測る」プログラムに今後の注目が集まります。シニアが日常生活の中で無理なく健康を意識した生活を送るためのサポートを、企業が一体となって行うその姿は、まさに現代の健康志向にマッチしたものと言えるでしょう。


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