メディカル・ケア・サービスの社内報「Tsunagari」とその栄光
2025年8月29日、メディカル・ケア・サービス株式会社(以下、MCS)が発行する社内報「Tsunagari」が、ウィズワークスの主催する「社内報アワード2025」においてブロンズ賞を受賞しました。この受賞は4回目で、続けて4年連続、そして6回目の受賞となります。ことの他、MCSにとってこれまでの努力が実を結んだ瞬間と言えるでしょう。
社内報アワードとは
「社内報アワード」は2002年から行われている全国規模のコンクールで、企業が発行する社内報を対象にした企画コンペティションです。優秀な企画が表彰されるだけでなく、応募企業同士が交流する機会も提供されます。社内報は企業文化の形成に寄与し、社員同士のコミュニケーションを促進する重要なツールとして知られています。
受賞した社内報「Tsunagari vol.472025 Spring」
受賞作品である「Tsunagari vol.472025 Spring」では、2023年10月から2025年9月までの2期を対象にした学研グループの中期経営計画「SHIFT」がテーマにされています。この号は、全社員が自分事として意識し、行動することを促進するために製作されたものです。特に重要視されている認知症ケアや介護は、チームで実現していくこそが、ケアの質向上につながります。
この号では特に、介護スタッフと共に力を合わせる形で中期経営計画に挑戦している姿や、介護を受ける高齢者が持つ夢をサポートし続ける姿を特集しており、仲間と共に挑戦してほしいというメッセージが込められています。
社内報「Tsunagari」の理念
「Tsunagari」という名称には、全国の事業所や本社、社員とご利用者とのつながりが含まれています。社内報は、認知症に対するネガティブなイメージを払拭し、利用者が趣味を楽しむ姿や自己実現の様子を強調することで、社員の日々の業務に活かすヒントを与えることを目指しています。この姿勢は、社員同士のつながりやコミュニケーションを促進するために強く意識されています。
メディカル・ケア・サービスの背景
1999年に設立されたMCSは、埼玉県さいたま市を拠点として、認知症高齢者向けの介護業務を専門に行ってきました。「愛の家」や「アンサンブル」といった様々な施設を運営し、現在では全国で370以上の介護事業所を誇ります。海外への展開も進んでおり、中国を中心に有料老人ホームの運営や、その開発に関するコンサルティングなども手掛けています。企業のブランドメッセージは「認知症を超える。」で、認知症の利用者がよりいきいきとした生活を送ることを目指しています。
このように、MCSは社内報「Tsunagari」を通して、ただの情報伝達ではなく、企業文化や理念を社員全体に広める努力を行っているのです。今後もその成長から目が離せません。