アニメーター育成プログラム
2025-10-15 11:20:34

東京都が支援!アニメーター育成プログラム「現代版トキワ荘」の全貌とは

東京都がアニメ業界の未来を見据えた取り組みを始めます。「現代版トキワ荘」起業家育成プログラムは、最新の3DCG技術を駆使して新しいアニメーション制作環境を提供し、クリエーターの成長をサポートする画期的な事業です。

プログラムの概要


株式会社ABCアニメーションが主導するこのプログラムは、アニメ、漫画に関わるクリエーターを対象にしており、特に若手の育成に力を入れています。東京コンテンツインキュベーションセンター(TCIC)内に設けられる「アトリエラボ」では、作画から音声収録、編集まで、クリエーターたちは一貫して制作できる環境が用意されています。これにより、実践的なスキルを身につけることが可能です。

プログラムでは、デジタルスキルの指導だけでなく、経営についての知識も提供され、参加者は国内外の企業や投資家を招いたピッチイベントを通じて実際に販路を開拓する機会を得られます。

キックオフイベント


この取り組みのスタートを祝し、10月30日(木)には参加者を募るキックオフイベントを行います。このイベントはハイブリッド方式で、オンラインとオフラインの両方で参加できる形式です。東京コンテンツインキュベーションセンターで開催され、先着20名のオフライン参加者の募集も行っています。

イベントには高山 晃氏(株式会社ファンワークス代表取締役)が基調講演を行い、「フラット化する世界におけるクリエーターの共創とブランディング戦略」について講演します。参加費は無料で、事前登録を通じて参加可能です。

プログラムの詳細


「現代版トキワ荘」プログラムの具体的な内容は以下のとおりです。
  • - 講座(令和7年10月~令和8年3月)
- AIやモーションキャプチャー技術を利用した講座や、共通テーマに基づく課題制作が行われる予定です。
  • - 課題制作発表会(令和8年3月)
- 事務局から提示された共通テーマに基づいて制作したコンテンツの発表会が行われます。業界関係者が招待され、様々なフィードバックを得ることができます。
  • - プロトタイプ制作(令和8年4月~9月)
- 各自のオリジナルIPをテーマにしたプロトタイプを制作し、事業化を見据えたプランを策定します。
  • - プロトタイプ発表会(令和8年9月)
- 協業先の企業や投資家を招き、発表したプロトタイプと事業化プランを披露する機会があります。

アトリエラボの設備


アトリエラボでは、何といっても参加者が自由に利用できるワークスペースや、モーションキャプチャー、音声収録室、映像編集室が整備されており、各種アニメーションの制作活動をサポートします。

ABCアニメーションについて


このプログラムを運営する株式会社ABCアニメーションは、東京で設立されたアニメーション制作会社であり、朝日放送グループの一員です。国内外のアニメーションコンテンツの製作を行い、多数の成功事例を持っています。市場のニーズに即した事業を展開し、次世代のクリエイターを支援していく姿勢を示しています。

参加申し込み方法


このプログラムへの参加希望者は公式ウェブサイトから申し込むことができ、先着順での募集です。詳しくは専用ページで確認してください。

東京都のアニメ産業を支える未来のクリエイターたちが、ここから新しい一歩を踏み出すことを期待しています。


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