早坂亮輔監督の新作『恋は怪獣。』が国際映画祭に選出！

早坂亮輔監督の新作『恋は怪獣。』の魅力に迫る

映画祭での高評価

韓国で開催される第29回富川国際ファンタスティック映画祭（BIFAN）内のジャンル映画企画マーケット「NAFF It Project」に、早坂亮輔監督が手掛ける『恋は怪獣。』（英題：Love is a MONSTER）が正式選出されました。この作品は、FILMOQ株式会社が企画・開発したもので、国際的な場での評価を受けています。

独特な視点とテーマ

『恋は怪獣。』は、早坂監督がこれまでの作品において静かでありながら強い感情を描いてきたスタイルを継承しつつ、愛されなかった女性がその想いから変化していく物語です。本作では、怪獣という表現を通じて、愛や孤独、欲望の絡み合いを描き出します。

プロットの概要

物語の主人公・モモは、東京のラブホテルで清掃員として働く女性です。誰にも愛されずに生きてきた彼女は、ある日、創作活動をやめた作家・風間と出会います。しかし、彼女の想いは伝わらず、ある夜、彼の小説原稿を思わず食べてしまいます。この衝動的な行動が、物語の核心を成す重要な出来事となり、モモの身体にさまざまな変化が起こります。彼女の中の「怪獣」がどのように形成されていくのか、それは新たな愛のかたちの象徴でもあり、観客に深い印象を与えるでしょう。

監督のビジョン

早坂監督は、「私はこれまで、静かでありながらも苦しい感情や言葉にならない想いを映像で描いてきました。『恋は怪獣。』では愛されなかったことで変わってしまう女性の物語を訴えています。」と語っています。モモは叫ばず、怒りも暴力も選びません。彼女の感情が身体に現れる様子は、まさに人間としての渇望や願いが見えるようです。

応募とパートナー募集

現在、この作品は国際共同制作や出資パートナーを広く募集中です。特にこのプロジェクトでは、視覚効果に重点を置き、特殊メイクを主体としたハイブリッド演出が予定されています。製作スケジュールは2026年末の完成を目指しており、参加を希望する方はぜひお問い合わせください。

早坂亮輔監督のプロフィール

早坂亮輔監督は、映画監督及び脚本家であり、FILMOQ株式会社の代表です。彼は黒沢清監督に師事し、さまざまなメディアを通じて独特の映像表現を追求しています。その作品には、「静けさと狂気」や「感情の変異」というテーマが含まれており、内面の葛藤を見事に映し出す才能を持っています。代表作には『4/Cats』や『ガチャライフ』などがあり、さらに今後も新しい挑戦を続けることでしょう。