新刊『中世の庭の薬草事典』が登場!
2025年8月、グラフィック社から新しい書籍が発売されます。そのタイトルは『ひみつの本棚シリーズ 中世の庭の薬草事典 癒しと恵みのハーブ』です。この書籍は、古代から現代にかけて人々に癒しをもたらしてきた薬草をテーマにしています。
薬草の魅力を再発見
薬草は単なる過去の遺物ではなく、現代においても重要な自然療法の一つとして注目されています。本書では、ラベンダーやタイムなど、さまざまな薬用植物が約40種取り上げられ、それぞれの効能や使用法が詳しく解説されています。燻蒸や吸入、湿布、ハーブティー、煎剤、さらには薬用酒など、幅広い活用法を紹介することで、読者に薬草の多様な世界を教えてくれる内容となっています。
学びながら楽しむ
この書籍の特徴は、単に読み物として楽しむだけでなく、自分でも薬草を育てて利用し、癒しを体験できることです。薬草の栽培や収穫、乾燥、保存方法についても丁寧に説明されており、時期に応じて摘んで楽しむことができるのも大きな魅力です。
ひみつの本棚シリーズの魅力
本書は、手のひらサイズで持ち運びが便利な170×115mmのサイズ感を持ち、ふわふわのクッション表紙と金の縁取りが特徴的です。美しい外観はギフトにも最適で、ちょっとした贈り物やクリスマスプレゼントとしても人気です。前作には、『魅惑の蘭事典』『禁断の毒草事典』など、多彩なテーマが取り上げられていることからも、このシリーズの幅広い魅力が感じられます。
薬草の知識をさらに深める
本書を通じて、薬草に関連する知識が増えるだけでなく、著名な薬草の専門家たちの視点も交えて解説されています。特に、著者のエリカ・ライスさんは、ドイツのシュヴァルツヴァルド出身で、若い頃から植物に対する深い興味を持つ人物です。彼女は、フランスで薬用植物療法を学び、その後、オーガニック農法による栽培を実践していることから、実践的な知識が詰まっています。さらに、監修を務める林真一郎さんは、薬剤師として数多くの専門書を手がけるなど、信頼性の高い情報を提供してくれます。
書籍情報
- - 書名: ひみつの本棚シリーズ 中世の庭の薬草事典 癒しと恵みのハーブ
- - 著者: エリカ ライス
- - 監修: 林 真一郎
- - 翻訳: ダコスタ 吉村花子
- - 発売日: 2025年8月
- - 仕様: A5変形クッション製本(上製) 総138頁
- - 定価: 2,200円(10%税込)
- - ISBN: 978-4-7661-3930-3
この新刊書籍は、薬草を学ぶことを通じて、私たちの心身に与える力を再発見するための素晴らしいガイドになることでしょう。興味のある方はぜひ、手に取ってみてください。