ほんタメ文学賞
2025-09-08 10:52:58

YouTubeチャンネル「ほんタメ」で第9回文学賞が発表!

第9回ほんタメ文学賞の快挙!



人気YouTubeチャンネル「ほんタメ」が主催する第9回ほんタメ文学賞で、三日市零の『魔女の館の殺人』がたくみ部門の大賞を受賞しました。この賞は、教育系YouTuberのヨビノリたくみさんと女優の齋藤明里さんがMCを務める、文学とエンタメを融合させた新しいスタイルの賞です。

2025年上半期を対象としたこの文学賞は、9月6日(土)に受賞作がライブ配信で発表されました。この形式での発表は、視聴者にとっても新鮮で、参加型のエンタメとして高い関心を集めています。

受賞作品の魅力



今回のたくみ部門大賞を受賞した『魔女の館の殺人』は、「殺人(マーダー)」と「謎解き(リドル)」をテーマにした読者参加型のミステリー小説です。物語は、理学部の大学生である進藤理人がルームメイトの柏木詩文と共に参加した脱出ゲームが舞台です。しかし、ゲーム中に何者かの焼死体が発見され、さらなる恐怖が訪れます。館から脱出するためには、主人公たちが九つの謎を解かなければなりません。

この新しいスタイルのミステリーでは、読者も一緒に謎解きに挑むことができ、緊張感と興奮を同時に味わえる仕掛けとなっています。

著者の三日市零さん



三日市零さんは、これが初めての小説となる若手作家です。彼はもともと脱出ゲームのファンだったため、コロナ禍でのイベント中止をきっかけに自宅で推理小説を読み始め、ついには執筆することにも挑戦しました。著書のひとつ『復讐は合法的に』は、コミカライズもされており、注目のエリスシリーズとして知られています。

『魔女の館の殺人』は、彼の独特な才能を駆使した新感覚の推理小説となっており、屋敷の中でさまざまな謎が展開されます。

本書の特徴



本書には、事件のカギとなる謎解き問題が各所に設けられており、読者は限られた時間内に主人公たちと共に謎を解くミッションに挑むことができます。この要素が物語をただの読み物ではなく、実際に参加できるエンタメ体験として昇華させています。

著者の三日市さんは、福岡県出身で慶應義塾大学を卒業し、2023年に『復讐は合法的に』でデビューを果たしました。彼の作品はシリーズ化され、累計10万部以上も売り上げています。

書誌情報



書名:『魔女の館の殺人』
著者:三日市零
定価:880円(税込)
発売日:2025年5月15日
発行:株式会社ハーパーコリンズ・ジャパン
判型:文庫判
ページ数:400
ISBN:978-4-596-96275-1

ぜひ、この新たなミステリー体験を楽しんでみてください!



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