乙女の本棚第49弾、堀辰雄の名作『燃ゆる頬』がついに発売

乙女の本棚第49弾『燃ゆる頬』がついに登場！

人気の『乙女の本棚』シリーズに新たな作品が加わります。その名も『燃ゆる頬』。文豪・堀辰雄が描いたこの名作は、思春期を迎えた少年の心の「目覚め」をテーマにしており、多くのファンを魅了しています。発売日は2025年10月14日で、株式会社リットーミュージックが手がける立東舎からお届けします。

豊かなイラストが魅力のコラボレーション

『乙女の本棚』は、古典の名作に現代のイラストレーターが独自の感性でイラストを添え、まるで絵本のように楽しめるコラボレーションシリーズです。この第49弾では、イラストレーター・粟木こぼねが手がけた美しいイラストが、堀辰雄の作品に新たな命を吹き込みます。映画の一場面を切り取ったかのような魅力的な描写は、作品を一層引き立て、読者の想像力を掻き立てます。

粟木こぼねのアートで新たな視点を

粟木こぼねは、映画的な視点を持つ作品を数多く手がけるイラストレーターです。彼女の作品には、どこか物語性が感じられ、見る者をその世界に引き込みます。本作『燃ゆる頬』でも、彼女の描き下ろしたイラストがオールカラーで提供され、小説の舞台となる情景をより豊かに表現しています。

書誌情報と価格

このたび発売される『燃ゆる頬』の書誌情報は以下の通りです。

- 書名: 燃ゆる頬
- 著者: 堀辰雄 + 粟木こぼね
- 定価: 2,475円（本体2,250円＋税10％）
- 発売日: 2025年10月14日
- 発行: 立東舎／発売: リットーミュージック

定価も手頃で、本の購入を検討している方には嬉しいニュースです。文学とアートが融合したこの作品は、様々な層の読者に受け入れられることでしょう。

堀辰雄と粟木こぼねのプロフィール

堀辰雄について

堀辰雄（1904年生まれ）は、東京帝国大学卒業後、フランス文学の影響を受けた作品を多数発表しました。代表作には『風立ちぬ』や『美しい村』などがあります。厳選された言葉で描かれた彼の作品は、今なお多くの人々に読み継がれています。『乙女の本棚』シリーズでは、彼の他に『鼠』も発表されています。

粟木こぼねについて

粟木こぼねは、2017年からSNSを通じて創作活動を開始。彼女のイラストは、映画的な視点を持った物語性が際立ち、たくさんのファンを捉えています。著書には『悪霊物語』や『Glamelia 粟木こぼね作品集』があり、今後ますますの活躍が期待されています。

文芸の未来へ

立東舎は文芸やマンガなど多岐にわたるポップカルチャーの出版を手掛けています。『乙女の本棚』シリーズの他にも手塚治虫や谷ゆき子のマンガ復刻など、敏感な読者をうならせる作品を提供し続けています。温かいメッセージと美しいビジュアルが響きあう『燃ゆる頬』を通じて、古典文学が新たな魅力を放つ様子を目の当たりにしましょう。

この新作がどのような反響を呼ぶのか、今から非常に楽しみです。公式の商品情報ページもチェックして、あなた自身の手でこの名作を手に取ってみてください。