国際情勢の基礎知識
2025-07-14 10:33:37

現役外交官が解き明かす「国際情勢」の基礎知識とは。

現役外交官が伝える国際情勢の“そもそも”



最近、私たちの日常生活には国際的なニュースが溢れています。その中で、「どうしてこんな事態になっているの?」「この問題が自分にどう関わるの?」と疑問を抱く人も多いのではないでしょうか。そんな疑問に応えるのが、島根玲子さん著の『13歳からの国際情勢〜高校チュータイ外交官が世界のニュースを「そもそも」解説』です。

本書は、現役外交官である著者が、私たちが耳にする国際情勢について、子どもから大人まで理解しやすい形でまとめたものです。年々変化する世界情勢に対する理解を深めることで、ニュースの捉え方が変わることを目的としています。

新たな視点でニュースを捉える



例えば、現在の日本の安全保障に関する議論は身近なテーマですが、「安全は5万円で買える」という言葉には何が隠されているのか、著者はその背景を解説します。また、ガザ地区の問題や半導体が「現代の石油」と呼ばれる理由、さらにヨーロッパでの極右の台頭など、日ごろあまり深く考えないようなトピックが、本書を通じて明確に理解できるようになるのです。

著者の経歴



島根玲子さんは1984年に埼玉県で生まれ、高校時代には一度中退を経験。その後、青山学院大学文学部に進学し、早稲田大学法科大学院を経て、2010年には司法試験もパス。外務省に入省後、様々な外交の場を経て現在の立場に至ります。著者は国際情勢に関する講演も行っており、その経験を元にした内容は大変興味深いものです。

誰にでも理解できる内容の構成



本書は、国際情勢に関する基礎知識を簡潔に解説するために、章立てがされています。各章では特定のテーマを掘り下げ、読者にとって理解しやすい情報を提供。例えば、「北朝鮮は何を恐れ、何を守ろうとしているのか?」といった疑問に答えてくれます。このように、難しい内容を噛み砕いて説明してくれるのが、本書の特徴です。

国際ニュースをもっと面白く



本書を読み進めることで、日々ニュースを接する際にも新たな視点が得られます。「なぜ?」という疑問が自然に出てくることで、国際情勢に対する興味が湧き、より深い理解が得られるのです。

ここで紹介した内容は序の口に過ぎません。本書には、他にも興味深いテーマが満載です。著者のメッセージにある通り、今世界で何が問題とされ、どのように考えるべきなのかを一緒に学んでいくことで、私たち自身がより良い判断を下すための土台が築けるでしょう。

『13歳からの国際情勢』、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。あらゆるニュースが違った視点から見えるように、きっと大きな気づきを得られることでしょう。

書誌情報


  • - 著者: 島根玲子
  • - 定価: 1760円(税込)
  • - 発売日: 2025年5月2日
  • - 出版社: 扶桑社

もし興味を持たれた方は、Amazonや全国の書店でぜひお求めください。理解を深め、世界をもっと身近に感じましょう。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: 国際情勢 外交官 島根玲子

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。