ヤミーさんが贈る新たなスパイスカレー
料理研究家ヤミーさんがついに新作のレシピ本『季節の食材とスパイスでからだを整える 二十四節気スパイスカレー』を7月15日に発表しました。この本は、Nadia株式会社の協力のもと、薬膳の知識を活かしたスパイスカレーの魅力を引き出した一冊で、夏バテを乗り切るためのレシピが盛りだくさんです。
二十四節気に合わせたスパイスカレーの魅力
本書では年間を通じて、春、夏、秋、冬それぞれに適したスパイスカレーを24種類紹介しています。ヤミーさんと共著の漢方養生指導士石井りかさんが手掛けたこのレシピ集は、薬膳の理念を基にしつつ、家庭でも簡単に作れる料理に仕上げられています。スパイス初心者でも挑戦できるように、身近な食材を使いながら、すぐに作れるカレープレートがコツです。
スパイスの効能を学ぶ
「スパイスは生薬そのもの」という考え方を軸に、カレーを通してそれを実現。クミン、カルダモン、ターメリックなど、馴染み深いスパイスそのものが持つ効能—気の巡り、胃腸の調整、体温の調節—を取り入れることで、季節に応じた体調管理が可能です。本書では、市販のカレー粉と一般的な食材を使って簡単に調理できるレシピが満載で、忙しい現代人に最適な提案です。
夏バテを撃退するカレー
特にこれからの季節、暑さに負けない食事が必要です。小暑の時期には「ミックスビーンズのカレー」や「冬瓜とスペアリブのスープカレー」が推奨されています。これらは、体温を下げる冬瓜や豆類、梅干しやレモンの酸味が特徴的で、熱を取る養生効果があります。
立秋、秋分のカレー
8月7日以降、立秋に入る頃には、胃腸の疲れを癒す「きのこのクリーミーカレー」や「鶏肉のはちみつレモンカレー」が役立ちます。優しい酸味と甘みで、身体を整えることができます。また、秋分では「きのこキーマ」と「鮭のスパイス焼き」で滋養を補うことにフォーカスしています。これらのレシピは、まろやかさを兼ね備えつつ、スパイスの芳香が楽しめます。
食養生を楽しむ毎日のご飯
この本はただのレシピ集ではなく、食材の効能や薬膳の基本的な知識(五味・五性など)についても解説しています。普段の食事から取り入れやすいレシピが多く、「難しいことはわからないけれど健康的なご飯を作りたい」と思う人にぴったりです。使い勝手が良く、毎日のご飯ルーチンに組み込みやすい料理が提案されています。
書籍購入の案内
『季節の食材とスパイスでからだを整える 二十四節気スパイスカレー』はKADOKAWAから販売され、定価は1,760円(税込)。全国の書店またはネットショップで入手可能です。この機会にぜひ、家庭での料理に役立ててください。
担当 : ヤミーさんのプロフィール
世界を舞台に活躍する料理研究家で、テレビ、雑誌、企業のレシピ開発、そして人気の著作を持つヤミーさん。家庭でも簡単に楽しめる世界の料理を紹介し続けており、最近ではカルディマニアとしてもおなじみです。
この本を手に取って、季節に寄り添った健康的な食生活を楽しんでみませんか?