埼玉アーツシアター通信 Vol.113 発行!
2025年2月、公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団が発行する「埼玉アーツシアター通信 Vol.113」が登場しました。この号では、多彩な舞台芸術の魅力を盛り込んだ内容が特集されています。今回の特集記事では、「創造の舞台裏」と題してカンパニー・グランデの活動に焦点を当て、新たなクリエーションが生まれる過程を詳しく紹介しています。
カンパニー・グランデの表現力
特集の中では、カンパニー・グランデが展開した「花」をテーマにした5つの表現をシェアしており、それぞれのアプローチや技術について深掘りしています。観客にとって新しい視点を提供するこの企画は、舞台芸術の奥深い魅力を再発見させてくれる内容となっています。
舞台芸術の魅力を探求する「Free Talk」
また、川村亘平斎、DJみそしるとMCごはん、近藤良平による「わからない。だから舞台芸術は面白い」というテーマのフリートークも必見です。舞台芸術の不確かさや多様性についての議論は、観客に新たな考え方をもたらすことでしょう。
劇場探訪:cafePALETTE
さらに、割り当てられたコラムの中では劇場探訪としてcafePALETTEが紹介されています。ここでは、訪れることで得られる新たな芸術体験や、コミュニティとのつながりについての魅力が語られています。
インタビュー: 藤原竜也が語る『マクベス』
特に注目したいのが、彩の国シェイクスピア・シリーズの一環として行われる『マクベス』に関するインタビューです。俳優の藤原竜也がその役への思いを語り、作品の深層に迫ります。舞台にかける情熱や、役作りの裏話もお楽しみに。
バッハコレギウムジャパンの魅力
また、音楽ライターの後藤菜穂子氏によるバッハコレギウムジャパンの最新公演《マタイ受難曲》の紹介では、受難曲が誕生するまでの背景や、バッハの音楽が持つ力について知識を深めることができます。この解説は、クラシック音楽に興味がある人にも非常に興味深い内容です。
MEET THE DANCEプロジェクト
「MEET THE DANCE」というプロジェクトでは、アーティストが学校にやってくる企画が行われており、舞台芸術が世代を超えて広がる様子をレポートしています。このような取り組みは、地域の文化を育むうえで、非常に重要な役割を果たしています。
情報誌としての役割
「埼玉アーツシアター通信」は、財団主催の公演情報を中心に出演者のインタビューや豊富なビジュアルを通じて、芸術文化の振興を目的とした情報誌です。今号は埼玉会館や首都圏の文化施設、さらにはデジタルブックとしてもアクセス可能で、メンバーズ会員への配信も行われています。
最新の情報やバックナンバーを確認したい方は、公式ホームページからデジタルブックをご覧ください。舞台と芸術文化を愛するすべての人にとって、新たな体験を提供する一冊となることでしょう。