QuestryとWhateverが手を組んだ理由
業務提携の概要
2023年10月、株式会社Questryと株式会社Whateverが戦略的業務提携を締結しました。両社の共同の目的は、日本のコンテンツ産業を支える新たなエコシステムの構築です。これは、Questryが展開する先進的な金融サービスと、Whateverのクリエイティブな実行力が交わることで実現します。具体的には、両者の強みを活かし、資金調達の課題を解決し、より多くのコンテンツが国際的に展開できるようサポートします。
なぜ今、提携が必要か
日本のコンテンツ市場は年々成長を続け、現在では14兆円を超える規模となっています。しかし、従来の製作委員会方式では、クリエイターに十分な利益が還元されず、国際的な資金調達の機会も限られています。ここに、Questryが持つ金融の力とWhateverのクリエイティブな能力が融合することで、本来の価値を引き出すことが可能となります。
Questryの役割
Questryは、伝統的な金融モデルからセキュリティトークンなどの先進的な手法を活用し、日本のエンタメコンテンツへの資金を呼び込む金融事業を展開しています。これにより、多様な投資家が参加可能な仕組みを構築し、エンタメを新たな「アセットクラス」として位置付けようとしています。
Whateverの強み
一方で、Whateverは多くの国際的なデザイン賞を受賞した実績を持つクリエイティブスタジオです。私たちはアメリカの「Crunchyroll」を含む世界的なブランドのリブランディングや、大阪万博のような大型プロジェクトを手掛けてきました。さらに、近年ではプロジェクトの一環として制作した「HIDARI」が国際映画祭で好評を博しています。
提携の具体的内容
この業務提携では、以下の2つを主な活動とします。
1.
金融事業のブランディング支援: WhateverはQuestryの金融商品の魅力を高め、投資家に対する理解を促進します。これにより、クリエイターが必要とする資金を集めやすくします。
2.
ファイナンス設計・投資家募集支援: QuestryはWhateverの制作プロジェクトに対して、最適な資金調達の設計と実施を支援します。
今後の展開
両社は、海外に目を向けた共同制作特化型のファンドや、パイロットフィルム制作の資金調達に注力していく予定です。これにより、日本のクリエイティブコンテンツを国際市場へと進出させ、新たな収益モデルを模索することが期待されます。
両社のビジョン
Questry 代表取締役 伊部 智信
「日本のエンタメが持つ無限の可能性を信じています。そのためには、資金調達の手法を革新することが必須です。この提携は、その実現への大きな一歩となります。」
Whatever CEO 富永 勇亮
「形にすることで初めてアイデアは価値を持ちます。作る過程で立ちはだかる資金の壁を越えられるよう、一緒に未来の作品を形にしていきたいです。」
まとめ
今回の提携を通じて、QuestryとWhateverは、クリエイターが自由に表現できる環境と、広がる資金調達の可能性を実現しようとしています。これからの日本のコンテンツが、国際舞台でどのように発展していくのか、期待が高まります。