発酵×薬膳スープ
2025-06-25 11:53:29

季節ごとの不調を和らげる新しいスープレシピ集の登場!

季節ごとの不調を和らげる新しいスープレシピ集の登場!



近年、季節の変わり目に感じる体調不良や食欲の低下に悩む方が増えています。そんな人々のために、株式会社山と溪谷社が刊行した『からだをつくるこの一杯 毎日の発酵×薬膳スープ』が登場しました。本書の著者、大竹宗久氏は、グルマン世界料理本大賞の健康と栄養部門でグランプリを受賞した実力派の料理研究家です。この本では、身近な食材を使い、手軽に作れる60種類のスープレシピが紹介されています。

発酵と薬膳の新しい飲み方


本書では、食材の選び方から調理法まで、簡単に取り入れられる発酵や薬膳の知識が詰まっています。「薬膳は難しそう」と躊躇する人も多いですが、大竹さん曰く「旬の野菜を食べることが立派な薬膳であり、塩を塩麹に、砂糖を甘麹に変えるだけで、体が喜ぶスープに早変わりです」とのこと。実際に、食材一つ一つが持つ効能を知ることで、日々のスープ作りがもっと楽しくなるのです。

季節に合わせたスープの選び方


本書の大きな特徴は、二十四節気に合わせてスープが分類されていること。これは、日本の気候や風土に根ざした内容であり、記載されたスープレシピはその季節ごとの体調にフィットします。例えば、夏場の熱中症や食欲不振を解消するためにおすすめするのが「豆乳と豆腐の白いスープ」。このスープは、身体を冷やす効果のある昆布を使用しており、さらには水分補給にも役立つ一品です。冷房による体調不良が気になるときには、トマトを使った「えだ豆とトマトのヨーグルトスープ」もぴったりです。

誰でも作れるレシピ


著者の大竹氏は、すべての素材が手に入らなくても、自宅にある食材を駆使することができると語ります。「何を作ろうか困っているときには、冷蔵庫にあるもので大丈夫。一品でも自分ができそうなものを作ることが大事です」と提案しています。本書に掲載されているスープは、特に難易度が高くないため、家庭の料理初心者でも安心して取り組むことができます。

スープのメリット


スープは、身体に優しいだけでなく、気持ちもリフレッシュさせる効果があります。大竹氏はその理由について「温かいスープには、心を和ませる力があり、身体を内側から暖めることで、血流を促進し、全体的な健康を支えるのです」としています。また、スープを作ることで、旬の食材を手軽に取り入れることができ、栄養バランスも整います。

本書の内容


『からだをつくるこの一杯 毎日の発酵×薬膳スープ』は、具体的なレシピだけではなく、薬膳の基礎知識や、食材の効果、発酵食品の使い方なども詳しく解説されています。また、特別寄稿として「なぜスープが体に良いのか?」というテーマも取り上げられており、多角的に楽しむことができます。大竹流の簡単発酵調味料の作り方や、スープに常備したい薬膳素材一覧も嬉しいポイントです。

著者のプロフィール


著者の大竹宗久氏は、神奈川県出身で、平塚市在住。地域の蕎麦屋を継ぎ、食物アレルギーの子どもを持つことから食に対する学びが深まり、国際薬膳師の資格を取得しました。発酵と薬膳の楽しさを伝えるため、多くの料理教室や講座も開催しています。SNSでは「体が喜ぶ食材と薬膳生活」グループを運営しており、多くのフォロワーに支持されています。

まとめ


体調を整えるために、そして日々をより豊かにするために、ぜひ本書『からだをつくるこの一杯 毎日の発酵×薬膳スープ』を手に取ってみてはいかがでしょうか。手軽に、かつ美味しく健康を手に入れるヒントが詰まっています。食事を通じて健康を手に入れる新しい方法を、皆さんも一緒に取り入れてみましょう。


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