アルゼンチンの新星PACIFICA、待望のセカンドアルバムをリリース！初来日公演も決定

新世代ガレージロックデュオPACIFICAの新たな挑戦

アルゼンチンからやってきた新鋭ガレージロックデュオ、PACIFICA（パシフィカ）が待望のセカンドアルバム『In Your Face!』をリリースしました。このアルバムは、彼女たちの独自の音楽スタイルを強く反映しており、特にギターリフとリズムが印象的です。メンバーのイネス・アダムとマルティナ・ニンツェルからなるこのデュオは、12月に日本での初公演も控えており、期待が高まります。

アルバムの内容

『In Your Face!』は全13曲収録されており、冒頭を飾る「What You Doing」から始まります。続いて「Fixer Upper」では、自己認識を深めつつ病んだ関係を振り返り、「Indie Boyz」は最も彼女たちの音楽スタイルを象徴するトラックとなっています。特に「Indie Boyz」は、ラストオーダー後の夢うつつな瞬間を歌った、皮肉な愛の告白とも言える作品です。

アダムは「この曲は冗談から生まれたんですよ。遊びに明け暮れた日々の中で、気づけば最も真実味のある曲になっていました」と語っています。彼女たちの音楽が、軽やかさと深さを兼ね備えたものであることを物語っています。

歪んだ音色の魅力

「Indie Boyz」では、歪んだ音色と有名無実の表現が重要なテーマになっており、若者の混沌とした心の内を反映しています。曲はエネルギッシュなドラムやベースラインで構成され、痛烈かつユーモラスな歌詞が特徴です。また、他のトラック「Just No Fun」や「Gravity」もそれぞれ異なる視点から恋愛や人間関係を探求しており、どれも印象深い内容となっています。

アルバム全体を通じて、パシフィカは自らの感情や経験を正直に表現しており、聴く者を惹きつけるフックとともにカタルシスを生み出しているのです。

来日公演情報

来月12月には東京（代官山SPACE ODD）と大阪（Music Club JANUS）での初来日公演を予定しています。東京公演は既に両日ともソールドアウトとなっており、大阪公演も期待を集めています。彼女たちのパフォーマンスには、観客を魅了するエネルギーが詰まっており、ファンにとって見逃せないイベントになるでしょう。

「このアルバムは、友情や厄介な現実をリアルタイムで見ているような感覚を与えます」とニンツェルが語っているように、彼女たちの音楽は単なるエンターテインメント以上の深い感情を体験させてくれます。

まとめ

PACIFICAは、このアルバム『In Your Face!』でオルタナティブミュージックシーンにおいて重要な存在感を示しています。彼女たちの音楽は、聴く人々に彼女たちの世界、友情、さらには内面的な葛藤を感じさせ、まさに今注目すべきアーティストです。ライブを通じて、彼女たちの衝撃的なサウンドを直接体験してください。