『ダーティペアARTWORKS』がファン待望の登場!
2025年7月30日、株式会社玄光社より、『ダーティペアARTWORKS 小説イラスト集』が発売されることが発表されました。このイラスト集は、240ページにわたるボリュームとオールカラーという豪華仕様が特徴です。著名な作家・高千穂遙と、数々の名作アニメで知られるイラストレーター・安彦良和がタッグを組み、ファンを魅了する作品が詰まっています。
『ダーティペア』は、ケイとユリという二人の女性が、犯罪トラブル・コンサルタントとして様々な事件に立ち向かう姿を描いた小説です。彼女たちの活動するWWWA(世界福祉事業協会)の一員として、銀河連合内での数々の困難に挑む様子は、SFの枠を超えた普遍的なテーマを持っています。彼女たちの勇敢で時には破天荒な行動が、いつしか「ダーティペア」という名を生むことになりました。
記念すべきこのイラスト集には、初期作品から最新のものまでが集約されており、カバーアートや挿絵、さらには鉛筆下絵といった貴重なアートが収められています。安彦良和の圧巻の画力を最大限に楽しむため、フルカラーで印刷され、まるで生原画を手にしているかのような質感があります。特に、これまでモノクロでしか知られていなかった原画がカラーで再現されている点は非常に嬉しいポイントです。
このイラスト集に込められた特別なエピソードとして、著者たちによる座談会も収録されています。高千穂遙と安彦良和が、作品の誕生秘話や制作の裏話を語り合い、ファンにとっては必見の内容です。特に、彼らを支えたスタジオ・ぬえのメンバーが携わった衣装やメカニック設定も紹介されています。これにより、ファンはさらに深い理解を得ることができるでしょう。
また、全8冊からなる「ダーティペア・シリーズ」だけでなく、書籍未収録の幻のイラストも多数収めています。これにより、過去の名作が新たに甦ります。特にシリーズ第1弾から45年を経てのこの再登場は、まさに時を超えた冒険の瞬間と言えます。
さらに、7月18日からは『ダーティペアARTWORKS』の刊行を記念したフェアも東京・神保町の書泉グランデで開催される予定です。このフェアでは、イラスト集の特別先行販売が行われ、購入者には限定のクリアファイルや特製ポストカードがプレゼントされる特典も用意されています。特別座談会の概要や、関連書籍、オリジナルグッズの販売なども含まれており、ファンにはたまらないチャンスです。
このように、ファンにとって待望の『ダーティペアARTWORKS』は、ただのイラスト集ではなく、懐かしさと新たな発見を同時に提供してくれる一冊です。幅広い世代のSF愛好家に手に取っていただきたい、感動的な一冊が完成しました。ぜひとも、この夏は『ダーティペアARTWORKS』を手に取り、宇宙を駆ける最強のガールズバディたちの冒険を再訪してみてはいかがでしょうか?