子どもたちの夢を
2025-03-28 10:47:21

スラムの子どもたちを支える大学生たちの感動の軌跡

スラムの子どもたちを支える大学生たちの感動の軌跡



フィリピン・マニラにおけるファッションショーは、単なる派手なイベントではありません。この特別なショーは、日々の生活に大きな影響を与えられずにいるスラム地域の子どもたちを主役に、彼らの夢の実現を目指した取り組みなのです。特に、学生たちの奮闘が光るこの物語をお届けします。

フィリピンの現実とファッションの力


フィリピンの首都マニラは、多くの高層ビルが立ち並ぶ経済成長の象徴ですが、同じ街中には5万人以上の子どもたちが路上生活を余儀なくされているスラムが存在します。このような地域に住む子どもたちの心に希望の光を与えるべく、10年前から毎年開催されているファッションショーがあるのです。

NPO法人「DEAR ME」の誕生


この取り組みを主導するのは、神戸出身の西側愛弓さんが代表を務めるNPO法人「DEAR ME」。彼女は学生時代に行ったボランティア旅行で、貧しい子どもたちを目の当たりにしたことをきっかけに、ファッションを通じて社会貢献に取り組む活動を始めました。彼女の情熱は、多くの人々を巻き込み、今では毎年のファッションショーが子どもたちにとって待ち望まれる一大イベントとなっています。

大阪成蹊大学との連携


昨年から、大阪成蹊大学芸術学部の学生たちが、この特別なファッションショーに衣装を提供することになりました。初回のショーでは、60人という過去最多のモデルが登場し、多くの問題が浮上しました。特に、現場の混乱は大学とDEAR MEとの情報共有の不足が原因でした。その反省点を活かし、新たな年に向けた準備が進められています。

なぜデザインに苦労したのか


今年の取り組みでは、子どもたちが描いた希望のデザインを元に衣装が作られます。大きく2つのチームに分かれ、一方では「クール系」、もう一方では「キュート系」の統一感を保ちながら、個々のアイディアを反映させるための苦闘が始まりました。そのプロセスは簡単ではなく、特にSDGsの観点から余った生地を利用するルールが、学生たちを悩ませました。

迎えたファッションショー当日


新年を迎えても一切の妥協を許さず、衣装制作に取り組む学生たち。その結果、ついにファッションショー当日を迎えることとなります。果たして、彼らの努力が実を結び、ショーは混乱なく成功を収めることができるのでしょうか?そして、完成した衣装が子どもたちの夢を実現することができるのか、感動の瞬間が待ち受けています。

本ドキュメンタリー番組『つながる心 輝く未来 〜フィリピン スラムの子どもたちへ〜』は、2024年3月29日(土)にテレビ大阪で放送予定です。アーカイブ放送はTVerやYouTubeでも楽しめるので、ぜひお見逃しなく。


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