ロイヤル・バレエ『シンデレラ』再上映のお知らせ
2月13日から19日まで、映画館で英国ロイヤル・バレエによる名作『シンデレラ』の再上映が行われる。2022年の初演75周年を記念して新たに舞台装置と衣裳を刷新し、初めてのリバイバル上映として待望の登場だ。
映画館での贅沢な体験
「英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ」として、全世界の舞台を映画館で体験できるこのイベントは、観客にとって特別な時間となる。ロイヤル・オペラ・ハウスから繰り広げられる、華麗でファンタジックな演出を大画面で楽しむことができる贅沢な機会は、ファンにとって願ってもないチャンスと言えるだろう。
2025年12月19日から2026年7月9日までの新シーズンでは、全9演目が上映される予定だ。
アシュトンの振付と魅力
フレデリック・アシュトンによる『シンデレラ』は、日本でも人気の高い名作で、その独特な振付と魅力的な演出で知られている。舞踊評論家の森菜穂美氏は、アシュトンの振付の特筆すべき点として、シンデレラが箒をパートナーに見立てるデュエットや、男性ダンサーによる女装のコメディ要素を挙げている。また、四季の精や星の精たちによる群舞も、本作の見どころの一つである。
日本のプリマ・金子扶生の活躍
シンデレラ役には日本出身の金子扶生が挑む。彼女は、清らかで明るいシンデレラを演じることに定評があり、森氏からもそのパフォーマンスについて高い評価を受けている。「難しいステップを鮮やかにこなし、ヒロインの前向きな姿を見事に表現している」と言わせるほど、彼女はこの角色にふさわしい存在感を放っている。
王子役はウィリアム・ブレイスウェルが演じ、彼とのダンスは観客の心を掴む甘美な瞬間を生み出す。特に、舞踏会シーンでの二人のパ・ド・ドゥは必見だ。
義理の姉たちと新たなキャスト
金子を支える義理の姉役には、ロイヤル・バレエのベネット・ガートサイドとジェームズ・ヘイが名を連ねている。特にヘイは近年、さまざまな作品での演技が評価され、『シンデレラ』でもその個性を発揮する。また、今シーズンの上映では、ナビゲーターとしてギャリー・エイヴィスが出演し、舞台裏の魅力を解説する役目を担う。このエイヴィスもロイヤル・バレエからの引退を経ての最後の出演とされており、特に注目のキャストだ。
おわりに
ロイヤル・バレエの『シンデレラ』は、冬の寒さを忘れさせてくれる、夢あふれる華やかな作品だ。作品の美しさと素晴らしい演技に多くの人々が心を奪われ、記憶に残る時間を提供することだろう。この贅沢なバレエの世界を、ぜひとも映画館で体感しよう。ロンドン・コヴェントガーデンの魔法を、あなたの日常に取り入れてみてはいかがだろうか。