Nola、オパールCOMICS kissとの提携で原作募集開始
創作プラットフォーム「Nola」を運営する株式会社indentは、2025年10月1日よりオパールCOMICS kiss編集部と協力し、商業出版に向けたコミカライズ原作の募集を行うことを発表しました。Nolaは、作家数60万人以上、作品数250万以上という巨大なユーザーベースを誇り、新たな才能を発掘するための施工です。
Nolaの特徴
Nolaは、作家が自身の作品を簡単に投稿できる小説投稿サイト「Nolaノベル」として知られています。ここでは、様々な出版社の編集部が求める作品テーマや要素を掲示する『編集部の掲示板』機能を設けています。この仕組みによって、作家たちが商業デビューする機会が広がり、より多くの作品が世に出ることが期待されています。
オパールCOMICS kiss編集部について
フランス書院が展開するオパールCOMICS kiss編集部は、1975年に設立された翻訳小説出版社で、官能小説やボーイズラブなど多彩なジャンルのコミックを刊行してきました。その豊かな歴史と経験を背景に、恋愛をテーマにした様々な作品を提供しています。特に、ロマンスファンタジーや現代ロマンスに焦点を当てた作品の募集が行われます。
募集テーマの詳細
審査基準は、物語性やキャラクターの魅力が問われる部分にあります。具体的には、ロマンスファンタジーでは、異世界の舞台でのハッピーエンドのストーリーが求められ、ヒロインが思い描く理想の関係性を表現することが重要です。また、現代ロマンスでは、契約結婚や身代わり結婚などのシチュエーションを通じて、甘く感動的なラブストーリーが期待されます。
「Nola原作大賞」について
この取り組みで特筆すべきは、Nolaが主催する「第一回Nola原作大賞」への参加が決定したことです。これは、日本最大級の創作コンテストとされており、様々な形式での商業化を目指す作品が募集されます。期間は2025年9月から2026年1月までで、多くの編集部が参加予定です。これにより、作家たちには商業的なチャンスが広がり、また、オパールCOMICS kiss編集部の方々も、優れた作品との出会いを心待ちにしています。
読者への期待
オパールCOMICS kiss編集部がコメントを寄せる中、「読者の心をときめかせるコミック」を制作することを目指しているとのことです。新たに誕生する作品がどのように進化し、育まれるかを見守る楽しさが増します。特に、異世界ものや契約恋愛といった要素が交錯することで、多くの人々の関心を集めるでしょう。
商業出版のチャンスを得るために、クリエイターたちの積極的な参加が期待されるこのプロジェクト。NolaとオパールCOMICS kiss編集部の連携は、アーティストや作家たちの未来を切り開く一歩となるでしょう。