サバイバル知識が詰まったガイドブック
2025年6月19日、株式会社竹書房から新たな書籍、『ニューヨーク崩壊都市災害サバイバルガイド』が発売される。著者はウォーレン・マーチャント、翻訳は阿部清美、編著はアレックス・アーヴァインが手掛けている。
物語の背景
このガイドブックは、世界的なベストセラーゲーム『ディビジョン』を元にしたものである。プレイヤーにとってなじみ深い舞台は、勝手に隔離されたニューヨーク市であり、ウィルスによってパンデミックに見舞われた未来の姿だ。主人公であるエイプリル・ケーラーは夫を亡くし、廃墟と化した都市の中をさまよいながら、彼女自身がガイドブックを書くことで真実を追い求めている。その様子を忠実に再現したのが本書だ。
様々な要素
本書は単なるサバイバルガイドに留まらない。英語の手書き文字を日本語に翻訳した部分もあり、原書特有の没入感を日本語でも実感できるように作られている。さらに、封入付録には「謎解きゲーム」が含まれており、隠された暗号を解くことで、重要な秘密が明らかになる仕掛けも面白い。
ニューヨークと『ディビジョン』
『ディビジョン』は2016年に登場したオンラインRPGで、パンデミックによって沦落したニューヨークを舞台にしたストーリーが展開される。このゲームでは、資源を巡る争いや、無法地帯と化した街の中でエージェント「ディビジョン」が秩序を取り戻すために奮闘する様が描かれる。プレイヤーはこの危険な環境の中で多様なサバイバルスキルを身につける必要がある。
特典情報
また、ヨドバシカメラでの限定特典として、「オリジナルステッカー」が付属される。早い者勝ちとなる特典なので、気になる方は是非チェックしてほしい。
書籍情報
本書のフォーマットは四六判ソフトカバーで、176ページから構成されている。価格は6000円(税別)で、詳細な情報は竹書房のウェブサイトでも確認可能だ。タイトルや著者が名を馳せる中、サバイバルの秘訣を探るために必要な一冊となるだろう。
著者たちについて
ウォーレン・マーチャントは行政官としての経験を持ち、危機管理や災害対応に精通している。彼に加え、翻訳者の阿部清美や編著者のアレックス・アーヴァインも本書に深く関わっており、それぞれ異なる視点から作品のクオリティを高めている。
この『ニューヨーク崩壊都市災害サバイバルガイド』は、ただのフィクションにとどまらず、私たちが未来に直面する危機について考えさせてくれる一冊となるだろう。サバイバル技術を学ぶことができるこのガイドブックは、これからの時代に必要とされる知識を伝えてくれることを期待したい。