肩と肘の故障を克服する新書『投球障害0へ！』7月14日発売

肩と肘の故障を克服するための新たな道

野球を愛する選手たちにとって、肩や肘の故障は避けたいものです。しかし、競技に真剣に取り組むほど、そのリスクは増大します。このたび、そんな彼らのための書籍『投球障害0へ！ゼロポジションでつくる最強の肩と肘』が7月14日に発売されます。

ゼロポジションとは

本書の中心テーマである「ゼロポジション」とは、肩と肘の機能を最適化するための姿勢のことを指します。アスリートにとって、このポジションが確保できているかどうかは、故障を防ぐための重要なチェックポイントです。『Zero外旋／Zeroリリーステスト』を行うことで、ゼロポジションが出来ているかどうかを確認できます。多くの痛みを抱える選手は、このテストで問題が見つかることが多いのです。

ゼロポジション取得のためのアプローチ

ゼロポジションを確保するためには、肩甲骨周りの筋肉や体幹、そして下半身の筋肉に着目する必要があります。本書では、各部位をどう評価し、どのように強化すれば良いのかを詳細に説明しています。具体的なトレーニング方法が写真やイラストを用いて紹介されており、理解しやすい構成となっています。

肩と肘の故障に関する知識

さらに、肩や肘の構造とその故障の症状についても詳しく解説されています。肩の故障としては、「後上方インピンジメント」や「腱板損傷」、さらには肘に関連する「リトルリーグ肘」や「上腕骨小頭離断性骨軟骨炎」といった症状が具体例として挙げられます。これらの症状を分かりやすく解説し、治療法や手術の選択肢についても触れています。

各章の内容

本書の目次を見ると、まずは「PART1 肩の構造と痛みの症状例」、次に「PART2 肘の構造と痛みの症状例」など、システマティックに構成されていることが伺えます。続いて「PART3 各症状に対する手術例」、「PART4 Zero外旋／Zeroリリーステストの勧め」と続き、具体的な評価やエクササイズについても触れています。