新たなビジネスの形を探る『演劇脳とビジネス脳』
株式会社HEART CATCHが、演劇的思考をビジネスに生かす新たな試みを紹介する書籍『演劇脳とビジネス脳』を2025年7月24日に出版します。この書籍は、HEART CATCHの代表・西村真里子氏と静岡県舞台芸術センター(SPAC)の芸術総監督、宮城聰氏が共編著となり、日本を代表する経営者や起業家9名との対話を通じて、異分野連携の重要性や創造的思考のあり方を深堀りしています。
演劇×ビジネスの新しい視点
HEART CATCHは、「異分野連携による価値創造」をテーマに、演劇的思考の深さと現代ビジネスの本質を探ります。演劇においては、時間と空間の制約の中で多様なメンバーが共創し、観客を惹きつけるストーリーを生み出す力があります。このプロセスこそが現在のビジネス環境において求められるリーダーシップ、チームビルディング、さらには顧客との深いつながりを生むストーリーテリングと密接に関連しています。
知見の融合によるビジネスモデルの革新
西村氏は、演劇から得た知識がビジネスに生かせると考え、その結果、HEART CATCHが提供するコンサルティングや教育プログラムが多くの企業で実績を上げています。特に、フランスの名門ビジネススクールESCPが開発した「Art Thinking Improbable Workshop®」の導入等を通じて、伝統的なビジネス手法に挑戦する新しいアプローチが生まれています。
本書は、SPAC設立30周年記念の意味も込めて「演劇×ビジネス」の新しい社会実装に向けた一歩として位置づけられ、各対話者に異なる観点からの洞察を提供。AI時代における経営の新しい価値観を探る資料としても非常に興味深い内容に仕上がっています。
幅広い視点からの対話
本書には、サントリーホールディングス代表・新浪剛史氏、スズキの鈴木俊宏氏や、著名な投資家・孫泰蔵氏など、さまざまな分野で活躍するリーダーとの対話が収められています。彼らが語る「演劇とビジネス」についての経験や哲学は、読者に新しい示唆を与えることでしょう。特に、各人が語るリーダーシップの重要性や、デジタル化が進む社会における新たな価値創造の必要性には耳を傾ける価値があります。
変動する時代への対応
変化の激しいビジネス環境の中で、企業がどのように柔軟に対応できるかを考えるために、本書は多角的な視点を提供しています。演劇的思考が、未来のビジネスモデルの構築にどのように貢献するかを考察する上でも、非常に有用な資料です。
無料公開と書籍購入のご案内
また、書籍の序幕部分「経営者、舞台に立つ ービジネスという答えのないドラマ」は、2025年8月8日(金)までの期間限定で、SPAC公式のデジタルブックとして無料公開されています。興味がある方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
書籍の詳細は以下の通りです。
- - 書名: 演劇脳とビジネス脳
- - 価格: 1,800円(税別)
- - 発売日: 2025年7月24日
- - 販売場所: Amazon、楽天等の主要ECサイト
この本は、演劇とビジネスが交差する場所に新しい発見があることを示す一冊となっています。興味がある方は、ぜひ手に取って新しい視点を受け取ってみてください。