横浜国際舞台芸術ミーティング2025が30周年を迎え新たに開幕！

横浜国際舞台芸術ミーティング2025（YPAM2025）が開幕

「横浜国際舞台芸術ミーティング2025」（YPAM2025）が11月28日よりスタートします。今年は記念すべき30回目の開催となり、これまでの成果を反映し、さらなる発展を目指します。YPAMは、国内外の舞台芸術プロフェッショナルが交流し、舞台芸術の創作・普及を推進する国際的なプラットフォームです。

1995年に始まったこのイベントは、2015年からアジアとの連携を強化し、アジアで最も影響力のある舞台芸術のイベントとして広まりました。今年は一般観客も参加可能なプログラムを数多く用意し、幅広い芸術交流を促進します。

新しい試みとプログラム

今年のYPAMは、若手制作者の実験や国際共同製作をテーマにした「YPAMディレクション」をフォーラム形式に再編成しました。特に注目されるのは、アジア各国で独自のアーティスト育成プログラムを手掛けてきたゲストディレクターを迎え、作品の意味や創作方法に関するディスカッションが行われることです。

YPAMショーケース

また、「YPAMショーケース」では、国内外の才覚あふれるアーティストによるパフォーマンスも見逃せません。例えば、韓国の振付家アン・ウンミによる『北朝鮮ダンス』や、フランスの振付家ジェローム・ベルの自伝的ダンスなど、さまざまなバックグラウンドを持つ作品が観客を魅了します。

プログラムの見所

YPAMエクスチェンジでは、レセプションやシンポジウムが行われ、また、一般参加者が自らホストするミーティングポイントも設置されます。新たにオープンしたアート複合施設Art Center NEWでのイベントは特に注目です。

一方、自由参加の「YPAMフリンジ」には53演目がエントリーし、史上最多のラインナップとなっています。各演目には日本国内外のアーティストが参加し、観客を未知なる舞台芸術の世界へと誘います。

横浜からの発信

YPAM2025では、ライブパフォーマンスの瞬間性と専門家のネットワークの構築を両立させ、横浜から新たなアイデンティティと価値を発信することを目指しています。多彩なプログラムの中で、未来の舞台芸術の成長と挑戦を間近で体感できること間違いありません。

是非、今年のYPAMで特別な体験をお楽しみください。舞台芸術の新しい風を感じるチャンスです。