ユニバーサルミュージックの教育支援サービスが「This is MECENAT 2025」に認定

ユニバーサルミュージック合同会社が運営する英語教育支援プラットフォーム「UM English Lab」が、公益社団法人企業メセナ協議会の認定制度「This is MECENAT 2025」に認定されました。この制度は、企業による芸術文化振興の取り組みの意義を示すものであり、UM English Labの活動が高く評価された結果です。

UM English Labは、豊富な音楽のリソースを活用して、オリジナルの英語副教材を開発し、全国の英語教師に無償で提供しています。サービスは2025年3月から開始され、音楽の楽しさを通じて学習意欲を高めることを目指しています。特に、発音ガイドや歌詞の色分けなど、授業での実践に役立つ工夫が盛り込まれており、著作権処理の手間が不要なため、安心して授業で活用できる設計となっています。

このプラットフォームは、教員との共同教材開発や出張授業の提供に加えて、英語教育に役立つ楽曲の活用法やコンテンツの発信も行っています。UM English Labは、音楽会社としての強みを活かし、教育現場に寄り添った新しい学びの環境を提案しています。生徒が自ら積極的に学ぶ姿勢を引き出すために、音楽が持つ感情的・文化的な力を大いに活用しています。

洋楽の歌詞を教材に使用することにより、ただ語彙や表現を学ぶだけでなく、その背景にある価値観や時代性を理解する探究的な視点を育むことが期待されています。新しい表現方法や共感力などの非認知能力の育成も目指しており、学生たちが音楽を通じて異文化に触れる機会を提供します。

使用される楽曲は、ザ・ビートルズやボブ・マーリーといったクラシックなアーティストから、テイラー・スウィフトやレディー・ガガなどの現代のアーティストまで多岐にわたります。これにより、生徒たちは学校の授業を通じて洋楽に親しみ、国外の文化についての理解を深められるチャンスが生まれます。

「UM English Lab」では、今後も教育機関との連携を強化し、音楽を通じた楽しみながらの学びの提供を続けていく考えです。その取り組みを通じて、文化芸術の振興とグローバル人材の育成に寄与することを目指しています。

「This is MECENAT」は企業メセナ活動を認識し、評価するための制度で、認定を受けた活動には「メセナマーク」が発行され、専用ウェブサイトで公開されます。ユニバーサルミュージックは、この認定を通じて、その社会的責任や文化的貢献が一層強く認識されることを期待しています。

このように、音楽と教育を結びつけたユニバーサルミュージックの取り組みは、今後ますます注目されることでしょう。さらに詳しい情報は、UM English Labの公式サイトや「This is MECENAT」のウェブサイトを是非チェックしてみてください。